◆第108回全国高校野球神奈川大会▽4回戦 横浜8―1東海大相模=8回コールド=(16日・サーティーフォー保土ケ谷)

 神奈川県勢初の4季連続甲子園出場を狙う横浜と、27年ぶりのノーシードから頂点を狙う東海大相模が4回戦で激突した大会屈指の好カードは、横浜が15安打で8得点を奪い、8回コールドで勝利した。

 横浜は初回2死二、三塁、5番・田島陽翔内野手(2年)が左前2点適時打を放って先制すると、3回まで毎回得点。

5回にも1点を追加し、5回までに5点のリードを奪った。6回にも4番・川上慧内野手(2年)が2死一、二塁から右中間へ適時二塁打を放って追加点。8回にも2点を加えてリードを広げた。

 投げては先発左腕・小林鉄三郎投手(2年)が5回までピンチを背負いながら無失点。6回は失策もあり1点を失ったが、7回2/3を投げて1失点と好投した。2回戦で左足首に打球を受けて負傷降板し、3回戦では登板がなかった最速154キロの今秋ドラフト1位候補・織田翔希投手(3年)は、7点リードの8回2死から登板。最速153キロを記録する好投で試合を締めた。

 宿命のライバルとの対決を制した村田浩明監督(39)は、「相模さんと4回戦でやるというのは、(東海大相模監督の)原さんもそうですし、僕もそうですけど相当なプレッシャーを感じます。でも、そんな経験をさせてもらって、本当に感謝しかない」と回想。さらに、「相模さんがいての横浜高校ですし、それは(横浜元監督の)渡辺(元智)監督さん、(東海大相模の)原貢監督さん、門馬(敬治)さんもそうですけど、皆さんが作られてきた神奈川がある。本当に頑張りたいなって思わせてくれる県なので、僕もまだまだですけど頑張ります」と語った。

 準決勝以降であれば横浜スタジアムで行われるが、この日の会場となったのはサーティーフォー保土ケ谷球場。

公式ホームページによると収容人数は1万4817人。昨夏の決勝カードの再戦を前に、県高野連は15日、ホームページで公共交通機関の利用を呼び掛けるなど異例の告知を行っていたが、この日は開門前から観客が球場を取り囲む大行列を作るなど、異例の盛り上がりとなった。

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