◆第108回全国高校野球西東京大会▽3回戦 日大三8―4世田谷学園(16日・府中市民)

 第3シードの世田谷学園が、昨年の西東京大会を制した日大三に4-8で逆転負けし、3回戦で姿を消した。

 あふれる涙をこらえきれなかった。

巨人・川相昌弘ディフェンスチーフコーチ(61)の四男である俊輔外野手(3年)が5点を追う9回裏無死一塁で代走として途中出場。「どんな形であれホームには帰ろうという気持ちで入りました」と涙ながらに語った通り、次打者の二塁打で4点目となるホームを踏んだが、チームは力尽きた。

 春季大会ではスタメンに名を連ねるも、夏の大会では途中出場でチャンスをうかがう日々を送っていた。「夏は控え選手として、自分ではチームに貢献できるところをやり遂げられた」と役割を全うした。

 今日は父の昌弘氏も球場に駆けつけて息子の雄姿を見守った。前夜には「頑張ってこい」とエールを送られていた。「(お世話になった方に)ありがとうございましたという言葉を伝えたいです」と感謝の思いを口にした。

 川相は「最後の夏、スタメンを取れなかったことは悔しい」としながらも、今後は大学で野球を続けることを視野に入れる。「(高校3年間で)いろいろな経験をして、精神面・技術面で成長しました」。次の野球人生が始まりを告げる。

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