◆第108回全国高校野球選手権神奈川大会▽4回戦 横浜8―1東海大相模=8回コールド=(16日・サーティーフォー保土ケ谷)

 春夏通算5度の全国制覇を誇り、27年ぶりノーシードから夏の甲子園出場を狙った東海大相模が、横浜と4回戦で激突。1年生ながら4番に座った竹内球太内野手が今秋ドラフト1位候補・織田翔希投手(3年)から左前安打を放つ活躍を見せるも、チームは1―8の8回コールドで敗れた。

 今春の県大会3回戦で相洋に敗れたことを受け、低く強い打球や手応えのある打球を飛ばす感覚を意識的に覚える練習に取り組んできた。「春より全然チームは変わりました。チーム状態は上がってきている」と成長ぶりを話していた原俊介監督(48)は大会が始まる前に「ノーシードは別に関係ない」。横浜と同じブロックであることにも「倒すだけ」と強気の姿勢を貫いてきた。4番に竹内を起用することについては「相模の4番ということで、やっぱり自信をもってやってもらいたいし、チームのこれからを背負ってほしい」と期待を込め、送り出した。

 その思い通りに監督の期待に応えた新星は、8回途中に登板した織田から左前安打を放つなど4打数3安打。チーム唯一の複数安打で1年生ながら主砲の存在感を示した。

 試合を振り返り、原監督は「初回の失点が痛かった。接戦になればうちにも勝機はあったと思いますけど」と、苦い表情を見せた。先発の吉永颯大投手(1年)や救援登板した玉代勢湊投手(1年)も含め、1年生の起用が多く見られた試合だったが、今後については「対横浜というのもいろいろ見えた部分もあったし、これから神奈川を戦う上で、こういうふうにしていこうという道筋も感じ取れた。3年生の思いを今度は下級生がつないで、また強い相模高校を作ってもらいたい」と願った。

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