◆第108回全国高校野球選手権東東京大会 ▽4回戦 大森学園7―2立正大立正(16日・オーエンススタジアム江戸川)

 大森学園が立正大立正の追い上げを振り切り、5年ぶりの5回戦進出を決めた。

 初回無死一、二塁から、DHで今大会初スタメンの福島壱太(2年)が左翼に先制二塁打。

続く4番・大塚孝晃(3年)の犠飛でこの回2点を先取した。背番号15の福島は3打数3安打1打点1盗塁。左対左も想定した3番抜てきと序盤の強攻策が的中し、石黒隼監督は「打ち合いを予想して、ウチのバッターを信頼した。福島はボールを運ぶセンスがある」と称賛した。

 4―2の8回の守りからはDHを解除し、最速144キロ右腕の大塚が右翼からリリーフ。2イニングで3三振を奪い、1安打無失点で試合を締めた。昨秋の都大会初戦で日大三に2度リードしながら逆転負け。指揮官は「投手陣の層の薄さを痛感した」と主砲の二刀流起用を決断した。「スケールの大きい外野手に育ってほしいけど、投げるセンスもある。リリーフは1つのパターン。先発もできるので、起用法にはこだわらない」。DHと投手陣に厚みをもたせ、夏を戦い抜く。

(雑誌『報知高校野球』取材班)

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