第108回全国高校野球選手権大会(5日開幕)の出場校による甲子園練習が3日に行われ、2年連続2度目出場の静岡代表・聖隷クリストファーが登場した。昨年8月15日の2回戦・西日本短大付戦(福岡)以来となる聖地のマウンドを踏んだ150キロ左腕の高部陸(3年)は「すごくワクワクした。

マウンドからの景色を見て昨年を思い出した」と、1年ぶりの雰囲気を味わった。

 わずか15分の練習だったが、353日ぶりに聖地の感触を楽しんだ。昨年は2年生エースとして、1回戦・明秀学園日立(茨城)戦で1失点完投勝ち。小気味いい投球で一躍、全国に「高部」の名を知らしめた。今年は静岡大会で全6試合を投げて連覇を達成し、甲子園に戻ってきた。

 聖隷の直前には、横浜が甲子園練習だった。ともに「四天王」とうたわれる最速157キロ右腕・織田翔希の動きを見つめた。「すごい球を投げていた。あのスピードは魅力的」と、刺激を受けた。

 初戦は、大会第2日の6日に佐野日大(栃木)と対戦する。「(調整)期間は短いけど、万全な状態に仕上げたい」と、力を込めた。昨年、甲子園で2試合戦ったがいずれも3塁側ベンチ。

今回の1回戦で初めて一塁側に陣取る。「左投手なので、マウンドからは一塁側の聖隷アルプスが、より見えるから良かった」。応援をパワーに変えて、高部が甲子園で躍動する。

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