◆第108回全国高校野球選手権大会第14日 ▽準決勝 健大高崎1―0天理(20日・甲子園

 36年ぶりの決勝進出を逃した天理・藤原忠理監督は敗戦を受け止めた。「相手の方が上でした。

完全に封じ込められました」。予想していた通りのロースコアの展開で、完封負け。この日が61歳の誕生日だったが、記念の白星には届かなかった。それでも「誕生日まで甲子園にいさせてもらえることが、一番大きい贈り物」と選手に感謝した。

 試合前、健大高崎の大岩翔斗捕手(3年)を「ピッチャーの特長を引き出すのがうまい」と警戒していた。4投手の継投で、4安打無得点に封じられ「我々の打者、一人一人を研究して、うまく攻められた」と脱帽した。

 1点を追う9回は大応援団の声援をバックに2死満塁としたが、関村偉千陽一塁手(2年)が空振り三振。あと一本が出なかった。指揮官は「9回の攻撃ができたのは、応援のおかげ。またここまで来られたのも応援のおかげです。スタンドと我々、心ひとつにして戦えた夏でした」と充実の汗をぬぐった。

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