懐かしい感覚がよみがえる。9月6日の阪神5Rでデビューするリスグロワール(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎、父サートゥルナーリア)は2019年の年度代表馬に輝いた名牝リスグラシューの3番子になる。

「今までのきょうだいで一番、お母さんに似ていますよ。性格、歩様、走り。そのあたりですね」と現役時代の母の背中をよく知る岡助手は説明する。

 7月30日に入厩し、1週間でゲート試験合格。その後も在厩調整を続け、1週前には栗東・CWコースで6ハロン82秒8―11秒4をマークした。「キャンターはすごく軽いです。速いところではしっくりこない面もあって、まだ良くなる余地が残っているかなという印象です」と現状を冷静に分析する。

 鞍上はコンビでG1・3勝と母を“覚醒”へ導いたレーン。セントウルSに騎乗するための来日とタイミングが重なった。「かかったり、イレ込んだりもないので距離はこれぐらいでいい。順調にきたのが何よりです」と岡助手。役者がそろった初陣で偉大な母を追いかける第一歩を踏み出す。

(山本 武志)

編集部おすすめ