◆JERAセ・リーグ 阪神0―1中日=延長11回(13日・甲子園

 中日・高橋宏斗投手が自己最多142球、9回4安打無失点の熱投で勝利を呼んだ。才木との投手戦で、8回途中まで内野安打1本。

122球を投じていたが、9回のマウンドに向かった。「才木さんも9回、行ったので。自分で9回までを締めくくりたいと監督に言いました。しっかり、いい形でね、投げ終えれてよかった」。2死満塁を招いたが、坂本を156キロで右飛に打ち取り、サヨナラを阻止。9回も150キロ台中盤を連発した。

 今季2度目の2ケタ奪三振。6回2死からはイニングをまたぎ、森下、佐藤、大山の中軸から3者連続三振を奪った。今季の過去4度の対戦で0勝3敗、防御率5・01と苦戦してきた阪神打線に対し、意地の投球。「体力的には大丈夫ですし、監督も僕のスタミナや体力を分かってくれている。(9回のピンチは)あの場面でいく中継ぎのことも分かっているつもり。(投げきって)なんとかいい形でバトン渡したかった」と汗をぬぐった。

 打線は9回まで二塁すら踏めなかったが、11回に細川が決勝打。連敗を3で止め、井上監督は「きょうの勝利は間違いなく宏斗。高橋宏斗、ここにありという投球。あの球数を投げられるのは宏斗しかいない」と最敬礼した。

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