巨人・橋上秀樹監督代行(60)が21日、逆転Vへの必勝態勢として22日からの広島4連戦(マツダ)で救援陣の4連投解禁の意向を示した。今季はこれまで最長3連投だったが、当日の状態を慎重に考慮した上で「4連投をしてもらうことはもちろん、あります。

『3連投まで』の規制を設けることはない」と明言。さらに、負けられない戦いが続くだけに「第2先発」運用の考えも示した。首位・阪神とは0・5ゲーム差。

 勝利だけが求められるからこそ、橋上監督代行から異例の勝負手が繰り出されるかもしれない。22日から広島4連戦(マツダ)。逆転Vへ向けて、救援陣の4連投解禁の考えを示した。レギュラーシーズン残り9試合では最長となる連戦。出し惜しみはせず、総力を挙げて戦っていく覚悟だ。

 「コンディション、展開次第で問題なければ4連投をしてもらうことはもちろんあります。『3連投まで』の規制を設けることはないです。もちろんコンディションありき。あまりにも故障に近づくようなとか、バテバテの状況で4連投してもらっても、チームにも本人にも良くないので」

 チームでは今季マルティネス、田中瑛、船迫、堀田の4投手が3連投を経験したが、4連投となると、22年8月の高梨まで遡る。

ただ、現在は1勝、1点の重みが増しているV争いの佳境。指揮官の言葉にもあったように選手の状態を慎重に考慮した上で、勝ちパターンを中心に4日連続の投入もあり得る。救援防御率はリーグトップの2・50。白星を積み重ねている原動力となっている男たちがもうひと踏ん張りする。

 いわば短期決戦のような試合が続くペナント最終盤。4連投だけでなく、「第2先発」の想定もしている。「CSでも第2先発みたいなものが必要になる。(20日に1軍合流した)石川投手や赤星投手とか、ある程度イニングを投げられる投手には、そういう役割をやってもらう準備はしてもらいます」。勝負をかけて先発から早めの継投の可能性もあるだけに、備えあれば憂いなし。指揮官が挙げた2投手の他に、則本や代木らも候補になってくるだろう。

 戦いの舞台となるマツダでは今季7勝2敗。セのビジターでは最も高い勝率を誇る。

さらに、現在3連勝中と勢いを持った中でこの日の休養日を経て臨むが、「1日空くのが、いい面と悪い面があるので。1戦目のゲームの入りをしっかり集中していけるように注意したい」と指揮官は手綱を引き締め直した。

 この日、阪神がDeNAに勝利したため7月25日以来の単独首位浮上はならず、0ゲーム差から0・5差となった。橋上監督代行が「全部勝つ気で」と掲げて臨んでいるレギュラーシーズンのクライマックス。総動員態勢で最大限の力を発揮し、虎との叩き合いを制する。(田中 哲)

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