◆米大リーグ ワイルドカードシリーズ アストロズ―ホワイトソックス(29日、米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 ポストシーズン(PS)が開幕し、ワイルドカードシリーズ(WCS、3回戦制)初戦でホワイトソックス(ワイルドカード3位)の村上宗隆内野手(26)が敵地でのアストロズ戦(西地区王者)に「4番・一塁」でスタメン出場。第1打席で決勝打となる先制犠飛を放つなど、1安打1打点2得点で勝利に貢献した。

第3打席では四球で出塁し、5点目のホームイン。7回先頭では左前安打でPS初安打も記録して6点目のホームを踏み、ガーディアンズとの地区シリーズ進出に王手をかけた。

 村上は「初戦が大事だと思っていた。勝ち切れてよかった。先制点とれるようにと思っていた。結果として先制点とれてよかった」。「明日もすごく大事。集中して100%の準備で臨みたい」と地区シリーズ進出に意欲を見せた。

 初回にはPS初打席初打点で打線に火をつけた。1死一、三塁で先発のブルボーと対戦。初球のスイーパーを空振り後、低めに外れるチェンジアップを打ち、右翼へ犠飛を放った。三塁からアントナッチが生還し、先取点をもたらすと、チームは2回までに3得点と勢いに乗った。

 3―0の2回に迎えた第2打席は1死満塁で3球三振に倒れたが、4―0の5回は先頭で4番手左腕ヘンドリクソンからカウント0―2と追い込まれながら四球を選んで出塁。ピーターズとB・モンゴメリーの連打で1死満塁となり、マイドロスの適時内野安打で生還し、5点目のホームを踏んだ。

 7回先頭の第4打席では詰まりながら左前に落ちるPS初安打。グリチェクが中前安打で続き、ピーターズの犠打で1死二、三塁となると、相手の暴投で村上が生還して6点目を挙げた。

 2-6の8回2死一、三塁では三ゴロの送球を捕球した村上の足が一塁から離れていたとして3-6と詰め寄られたが、この1失点のみでしのいだ。当初は村上の失策が記録されたが、三塁バルガスの送球エラーに訂正された。

 アストロズは西地区優勝を果たしたものの勝率5割はMLB史上ワースト勝率V。第6シードのWソックスが貯金6で格上という珍現象が起きていた。勝者は敵地で開幕するガーディアンズとの地区シリーズに進出する。

 アストロズでは今井達也投手(28)もロースターに入り、ブルペンで出番に備えたが、出番はなかった。

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