◆第77回毎日王冠・G2(10月4日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)追い切り=9月30日、栗東トレセン

 整える程度で十分だった。サトノシャイニング(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)が時計以上のスピード感で駆け上がった。

坂路を58秒0―12秒8と時計を要したが、前日までの雨の影響で、総じて時計のかかる馬場。「(今日の坂路は)時計がかかっていますし、先週しっかりやっている。中京記念を叩いていますし、輸送もありますからね。ガス抜きができて1週前も乗りやすかった」と杉山晴調教師は問題なしを強調した。

 前走の中京記念は3着。コースレコード(1分31秒1)の出る高速決着で、10か月半ぶりの実戦、初のマイル戦を加味すれば、悲観する内容ではない。「休み明けでしたし、もう少し脚を使えても(という内容)。しまいの脚を見ていると、もう1ハロンあってもいいかな」と距離延長を歓迎した。

 皐月賞5着、日本ダービー4着とハイレベルな現4歳世代のクラシックで上位に食い込んできた実力馬。昨年2月のきさらぎ賞以来の重賞2勝目で、秋の飛躍へのきっかけをつかむ。

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