◆第77回毎日王冠・G2(10月4日、東京競馬場・芝1800メートル、良)

 1着馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられる府中の伝統重賞が17頭立てで行われ、5番人気のセイウンハーデス(牡7歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)がゴール寸前で逃げるホウオウビスケッツをとらえ、写真判定の末、23年七夕賞、25年エプソムCに続く重賞3勝目を挙げた。幸英明騎手は2000年トゥナンテ以来、26年ぶり当レース2勝目となった。

勝ちタイムは1分45秒5。

 前走・安田記念では勝ち馬シックスペンスとタイム差なしの4着。7歳でも衰えは全くない。今回は昨年コースレコードを樹立した超得意舞台で躍動。近7年5勝と優勢な3歳世代を破り、優先出走権を獲得した秋の盾など今後に希望が膨らむ1勝となった。

 9番人気のホウオウビスケッツ(岩田康誠騎手)が2着、7番人気のレディネス(横山典弘騎手)が3着だった。

 「セイウン」「ニシノ」の冠名で知られる西山茂行オーナーは急性骨髄性白血病を公表し、3月から闘病入院。8月21日に寛解退院しており、今回が退院後うれしいJRA初タイトルとなった。

 西山茂行オーナー(セイウンハーデス=1着)「最後届くかなと思いましたが、よく届いてくれました。あと1戦、天皇賞・秋です。(今週7か月ぶりにパドックへ。次はG1のパドック?)それが楽しみで生き返ってきました」

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