“聴くスポーツ新聞”TBSラジオで放送中の「生島ヒロシのおはよう一直線」(毎週月~金 朝5時30分~6時30分)

今回は、再春館製薬所 健康一直線」は、東海大学名誉教授、大櫛医療情報研究所・所長 の 大櫛陽一先生に、「年齢と血圧の考え方」をテーマに伺いました。

■血圧についてのおさらい
大櫛先生の基準では、血圧の上が、「自分の年齢+90までは正常の範囲内」ということ。

血圧の値はあくまでサインであり、原因となる病気が特定できる場合はその原因を取り除く必要があるが、そうでない場合に薬で無理矢理下げると危険。

■無理に血圧を下げると脳梗塞リスクが高まる
私たちの血圧はなぜ加齢とともに高くなっていく。これは、加齢や運動不足により血管が硬くなっていくから。動脈硬化ではなく、糖化という細胞老化が原因の場合が多い。上向きに血液を送り出すには、高齢になるほど強い圧力が必要になる。心臓より上にある脳に血がめぐらないと、最悪の場合は脳梗塞となる。急激な血圧低下で血流が悪くなり、血栓で脳の血管が詰まるリスクも。

■数値が高めな人すべてに降圧剤が必要か?
大櫛先生が特に警鐘を鳴らしているのは、基準値が低くなることで、降圧剤を処方される人が増えること。「血圧が高く、糖尿病や脳卒中などの合併症を持っている人」と、「血圧の数値だけが高い人」を分けて考える必要がある。血圧の数値が高くなるのは、あくまで現象にすぎない。原因がどこにあるのか考えずに、「合併症がなく数値だけ高い人」が血圧を無理やり下げると危険。結果的に、降圧剤で必要な臓器に血液が行き届かずに起こる可能性も。

むしろ、生活習慣改善を優先すべき。

◆5月30日放送分より 番組名:「生島ヒロシのおはよう一直線」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190530061200

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