11月1日、ロジャー・フェデラー(スイス/世界ランク14位)はSNSを更新。草原の中、笑顔で立つ写真とともに「日曜日の散歩、秋の雰囲気」と綴った。
【動画】フェデラー公開の散歩写真をチェック
【写真ギャラリー】フェデラープレー写真館(写真21点)をチェック
今年3月に復帰戦となったATP250ドーハ大会で405日ぶりにツアー勝利を挙げたフェデラーは、4大会に出場。全仏オープンではベスト16、ウィンブルドンではベスト8に進出したものの、ヒザに問題を抱えているとして東京オリンピックなどを欠場していた。
そして8月15日に、「何週間も松葉杖をつくことになるだろうし、何ヵ月も試合に出られない」「大変な面もあるが、同時に健康でいたいし、元気に走り回りたい。何らかの形でツアーに復帰するための希望の光を持ちたいから、これが正しいことだと思う」と長期のリハビリになることを報告。さらに「君たちはいつも信じられないくらい僕のことを考えてくれている。僕と一緒に苦しんでいる人もいれば、僕の幸せを願って『コートに戻ってくるのが見たい』『笑顔になるのを見たい』と思っている人もいるだろう。僕は大丈夫だ、感謝しているよ。そして、リハビリを進めていく中で、みんなに報告する。みんなの幸運を祈っています。また近いうちに会おう」と綴っていた。
その後、9月末、アメリカ・ボストンで開催された「レーバーカップ」に顔を出すと、10月には、バイオリニストであるルノー・カピュソン氏のクラシック・コンサート鑑賞、スイス・バーゼルのトラムイベント参加、そして今回の散歩とSNSの更新頻度もアップしてきている。そういった状況を鑑みると、憶測でしかないものの、リハビリの進み具合は決して悪くはないのかもしれない。
40歳で迎える2022年シーズン、少しでも多くコート上で元気な姿を見せてほしいものである。