現地3月17日、ATP公式サイトは、錦織圭(フリー/同46位)のコーチを務めるマイケル・チャン(アメリカ)が1992年に達成した“サンシャインダブル※”についての記事を掲載した。
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“サンシャインダブル”とは、ATPマスターズ1000大会のインディアンウェルズ大会とマイアミ大会、双方を連覇すること。
「1992年のインディアンウェルズでは、あまり良いプレーができていなかったんだ。タイミングも動きも良くなかった」とBNPパリバ・オープンについて振り返っているチャン。1回戦、2回戦を勝ち抜くと、3回戦では、1996年のウィンブルドン王者リチャード・クライチェク(オランダ)にフルセットの末に勝利。勢いのままに、決勝に到達するとロシアのアンドレイ・チェスノコフに6-3、6-4、7-5とストレート勝利。優勝を果たす。
そして、臨んだマイアミ大会は「ちょっと違ったね」と調子も上がっていたと語っているチャン。準々決勝でサンプラスに勝利すると、準決勝ではひと月前に世界ランク1位になったばかりのジム・クーリエ(アメリカ)と対戦する。
「ジム(クーリエ)と対戦するのが本当に、本当に楽しみだったんだ。彼はNo.1になったタイミングだった」と語ったチャンは、クーリエを6-2、6-4で下して決勝進出を果たすと、決勝ではアルベルト・マンチーニ(アルゼンチン)と対戦。7-5、7-5で下し、初のサンシャインダブルを達成している。
チャンは、「すべてのプレーヤーが、大きな大会が連続開催されることを意識している。
※単に両大会を指す場合もある
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