現地3月24日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)に出場中の第23シード、シモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク19位)はツイッターを更新。左の太ももに筋断裂が見つかったため、約3週間、テニスから離れると発表した。
【SNS】“元世界No.1”ハレプのツイートがこちら
ハレプはSNSで「皆さん、こんにちは。昨日のマイアミでの練習中に、左脚に鋭い痛みを感じました。インディアンウェルズの準決勝以来、太ももに問題があって、良くなるように望んでいたのですが、昨晩MRIを撮ったところ、残念ながら断裂が見つかりました。そのため、回復するまで、約3週間、テニスから離れることになり、マイアミ大会、チャールストン大会、フェドカップ(ビリー・ジーン・キング・カップ)を棄権するという困難な決断をすることになりました。本当に残念なお知らせですが、今年は素晴らしいスタートを切っていて、自信もあります。クレーコートでのシーズンに向けて全力を尽くします。山あり谷ありの日々を支えてくれてありがとう。シモ」とメッセージを綴っている。
ハレプは昨年5月、「BNLイタリア国際」で左ふくらはぎを故障。筋断裂と診断され、全仏オープンやウィンブルドン、東京オリンピックなどのビッグトーナメントの欠場。8月中旬に復帰を果たしたものの、WTA1000大会、グランドスラムでは、いい結果が残せていなかった。
“素晴らしいスタートを切っていて”と言うとおり、今年は開幕戦の「メルボルン・サマー・セット1/2」(オーストラリア・メルボルン/WTA250)で1年4ヵ月ぶりの優勝。
なお、ハレプの欠場によって本日対戦予定だったダリア・サビル(※旧姓ガブリロワ、オーストラリア/同249位)は不戦勝で3回戦進出を決めている。
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