ソシエダのウーデゴー(左) photo/Getty Images
レアルでプレイできるだけのクオリティ
今夏レアル・マドリードはMFポール・ポグバやクリスティアン・エリクセンなど一線級のMF獲得を狙っていると言われてきたが、今見るべきは彼らではないだろう。高額なお金をかけずとも、中盤に即戦力を加えるチャンスがある。
スペイン『MARCA』が想像以上の成長スピードと絶賛するのは、レアル・ソシエダにレンタル移籍しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーだ。
ウーデゴーは今季のバルセロナ戦でも特別な輝きを放っており、そのクオリティは世界が認めるレベルにある。トニ・クロース、イスコ、フェデリコ・バルベルデなど今のレアルにも優秀なMFが揃うが、レフティーのウーデゴーは異なる強みをプラスできるはず。今のパフォーマンスを継続できるならば、来季レアルでポジションを確保することも夢ではない。
ソシエダには2年間の契約でレンタル移籍しているが、同メディアは来季もソシエダにレンタルさせる必要はないと見ている。今季終了後にはレアル・マドリードが呼び戻すはずと考えているようで、ウーデゴーはそれだけのパフォーマンスを見せている。
その評価は凄まじく、同メディアは今夏バルセロナがアヤックスからMFフレンキー・デ・ヨング獲得に費やした8600万ユーロをも超える価値になるのではないかと見ている。デ・ヨングとはタイプが異なるが、ウーデゴーも間違いなく現若手最高クラスのMFだ。
ヘーレンフェーン、フィテッセ、ソシエダと、レンタル移籍を繰り返してきたウーデゴーのキャリアはやや遠回りだったかもしれない。しかし、これも必要なステップだったのだろう。今月17日に21歳の誕生日を迎えたウーデゴーは、白い巨人でプレイする準備を着々と整えている。
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