大迫、南野、久保にもない“武器” ゴールへ飛び込む岡崎慎司の後継者がいない

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常に日本代表の点取り屋だった岡崎慎司 photo/Getty Images

テクニックある選手は揃っているが……

堂安律久保建英南野拓実大迫勇也鎌田大地など、9日に行われたカメルーン代表との親善試合では欧州で活躍するアタッカーたちが揃って出場した。

全員テクニックのある選手で、期待は大きい。しかし、ゴールへ迫る力強さは明らかに不足していた。シュートの意識も薄く、90分を通して枠内シュートは4本止まりだ。

こんな時、岡崎慎司のようなストライカーがいればどうなっただろうか。岡崎は大迫ほどボールを収められるわけでもなく、堂安や中島翔哉のような器用なプレイヤーでもない。

しかし、ペナルティエリアでの動き出しは見事だ。ゴールへ突進する姿勢は岡崎が持つ特別な武器であり、今の日本代表でその特長を持っている選手は見当たらない。

英『GIVE ME SPORT』は代表戦における現役プレイヤーの得点率ランキングを紹介しているが、岡崎は日本代表で通算119試合に出場して50得点。1試合平均得点率は0.42点となっており、これは世界14位となっているのだ。

ちなみにウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが108試合で51得点(0.47点)、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが139試合で71得点(0.51点)、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが112試合で61得点(0.54点)となっており、そこまで大きな差がついているわけではない。

もっとも欧州や南米の強豪を相手にしているメッシやレヴァンドフスキたちと、アジアで戦うことが多い岡崎を単純比較することはできない。

それでも、連携を取るのも難しい代表戦にてPKもなく119試合で50得点の成績は見事だ。岡崎が日本代表史に残るストライカーなのは間違いない。

以前は岡崎がゴール前へ飛び込み、そこにボールを送れば何かサプライズが起きる予感もあった。綺麗なゴールばかりではなく、もつれにもつれてゴールなんてプレイも岡崎の特長だ。

今の日本代表に岡崎の後継者と呼べる選手は存在せず、ゴール前での迫力が欠けているのは残念なところか。

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