イタリア代表は3大会連続でW杯出場を逃した photo/Getty Images
今は全ての膿を出す時か
欧州予選プレイオフでボスニア・ヘルツェゴビナ代表に敗れ、まさかの3大会連続でW杯出場を逃してしまったイタリア代表。優勝経験国としてかなりの屈辱だが、今は全てを見直す時なのだろう。
『The Athletic』によると、サッスオーロのジョヴァンニ・カルネヴァリCEOは下手に2026W杯出場権を掴むより、予選敗退から色々なことを受け入れた方が良かったのかもしれないと語る。
「W杯に出場しないのは、実際に良いことなのかもしれない。その方が、正さなければならない全てのことに集中することになる。もしW杯出場だけに集中していたら、根本的な問題を有耶無耶にしてしまったかもしれない。そうではなく、我々はじっくりと物事を考え、問題を白日の下に晒し、イタリアのサッカーシステムを根本から立て直していかないといけないんだ」
「個人的にはトレーニングセンター、スタジアムに投資し、そして若い選手にプレイする機会を与えた際に何らかのインセンティブがあるようなシステムを検討する必要があると思う」
サッスオーロは若手イタリア人選手にもチャンスを与えてきたクラブではあるが、最近では同クラブのアカデミー出身者であるMFサムエレ・イナシオがドルトムントへ、さらにアタランタのアカデミーからDFルカ・レッジャーニが同じくドルトムントへ移籍していて、これについて同CEOは良くない傾向と見ている。
「敗北だね。私は彼(イナシオ)に全てを与えてきたつもりだ。施設、指導者、理学療法士、フィットネスコーチ、栄養士など全てだ。しかし16歳になった途端、『ありがとう。さようなら』だ。なぜなら、すぐに高額な契約金で引き抜くクラブが出てきたからだ」
国内のビッグクラブではなく、他国ドイツのドルトムントに若い才能が引き抜かれるのは良いことばかりではないだろう。カルネヴァリCEOは危機感を抱いているようだが、3大会連続W杯予選敗退のショックからイタリアサッカー界は立ち直れるだろうか。

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