チェルシーDFハトが急成長 ロシニアー体制で台頭した20歳C...の画像はこちら >>

しだいに出場機会を増やしてきたハト Photo/Getty Images

トッテナム戦では決定機をスライディングで阻止

プレミアリーグ第37節、チェルシーvsトッテナム・ホットスパーの83分。エリア内に侵入したトッテナムMFジェイムズ・マディソンが左足を振り抜く。

その瞬間、チェルシーDFヨレル・ハトがスライディングでシュートをブロック。あわや失点という危機を防いだプレイに、GKロベルト・サンチェスはすぐに駆け寄り、ハトを称賛した。

この試合のハトを、英『football.london』はDFの中で最も高い7点と採点し、次のように評価する。

「オランダ代表DFは試合序盤に決定的なインターセプトを見せる。ボールが一瞬、GKロベルト・サンチェスの横を抜けるかと思われ、スタンフォード・ブリッジにはどよめきが広がった。それ以外でも、ハトは最終ラインで安定したプレイを披露。試合終盤には、マディソンのシュートを阻止し、試合を救うブロックも見せた」

今季、新加入選手としてアヤックスから移籍してきたハトだったが、エンツォ・マレスカが監督を務めていた期間はリーグ戦4試合と、出場機会に恵まれなかった。しかし、マレスカ退任後にリアム・ロシニアーが新監督として就任すると、状況が変わる。ハトを評価したロシニアーは積極的に起用し、新体制下ではリーグ戦13試合に出場し、そのうち7試合はスタメンでの出場だった。

左利きで、ビルドアップ能力に優れ、トッテナム戦のようにピンチの匂いを嗅ぎ分けるかのように守備をする。CBの層が薄いと言われ続けてきたチェルシーだが、ハトの成長がチームの弱点を強化する兆しを見せている。

ロシニアー体制は短命に終わった。
しかし、その中で残した数少ない遺産の一つが、ハトの台頭かもしれない。そして、シャビ・アロンソの就任が発表された今、20歳のオランダ人DFの能力はさらに活かされるのではないだろうか。

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