「感情のジェットコースター」愛したクラブが44年ぶり欧州タイ...の画像はこちら >>

決勝を見守っていたウィリアム王子 Photo/Getty Images

普通のヴィラファン

現地時間20日、イスタンブールのベシクタシュ・パークで開催されたヨーロッパリーグ決勝は、アストン・ヴィラが3-0でフライブルクに勝利。前半から2点を奪い、58分にはMFモーガン・ロジャーズが3点目を決め、試合を決定的なものにした。



1982年のチャンピオンズカップ(現CL)優勝以来、アストン・ヴィラは44年ぶりの欧州主要タイトルを獲得。この歴史的な瞬間、熱狂するサポーターの中で、ウィリアム王子も一人のヴィラファンとなって喜びをあらわにしていた。

英『BBC』によると、ウィリアム王子は試合後、自身のSNSで選手やスタッフを祝福。負傷離脱中だったMFブバカル・カマラにも「この成功の土台を築いた存在」とメッセージを送った。主将のMFジョン・マッギンも「彼は最高の男。まるで普通のヴィラファンのようだった」と語り、王子の熱狂ぶりを明かしている。

アストン・ヴィラのファンになった理由にも、王子の人間性が表れている。『BBC』によると、学生時代、周囲がマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーを応援する中、ウィリアム王子は「あえて、お決まりのチームは選びたくなかった」のだという。

「もっと感情を揺さぶられるクラブを応援したかった」

そうして出会ったのが、当時の中位クラブであるアストン・ヴィラだった。

王子と同様に、ヴィラサポーターも歓喜を爆発させた。現地イスタンブールには約2万人のファンが集結し、街は“アストンブル”と化す。バーミンガムに残ったサポーターたちも、アリーナやパブで歴史的瞬間を見届け、『BBC』は、亡き父が愛したクラブの優勝に涙するファンや、家族で44年ぶりの欧州制覇を祝う人々の姿を伝えていた。


アストン・ヴィラが栄光をつかんだ夜、ウィリアム王子もまた、一人のヴィラファンだった。

編集部おすすめ