バイエルンでブレイクしたカール Photo/Getty Images
バイエルンのベッドシーツで寝ていた
バイエルン・ミュンヘンのレナート・カールは、今季プロデビューシーズンにも関わらず、今やドイツ期待の新星に成長した。しかし背番号42番を背負うMFは、実は他クラブへの加入が目前だったことを独『Bild』が報じている。
「彼はバイエルンだけで育ったわけではない。フランクフルト時代にも重要な基礎を築いていた。彼の歩みは特別だよ。今後もこのまま成長してほしい。もしかしたら、この夏のW杯でもね。私は昔から彼を見るのが好きだった。もちろん、自分のチームに欲しかったけどね。実際、彼は片足をシュツットガルトのU-17に踏み入れていたようなものだった」
フィードラー氏によると、当時はシュツットガルト側とも前向きな話し合いが行われており、両親も移籍に前向きだった。
だが、カールには意中のクラブがあった。それがバイエルンだ。子どものころのカールは、バイエルンのベッドシーツで寝るほど、熱烈なバイエルンのファンだった。
「感情的な部分で、彼を説得するのはほとんど不可能だった。それでも、我々の見る目は間違っていなかったと思う。ただ、バイエルンとの競争になると、地元クラブ以外を選ぶような最高の才能を引き抜くのは、本当に難しいんだ」
フィードラー氏の発言からは、ドイツ国内におけるバイエルンの巨大さも見えてくる。カールを獲得できなかったフィードラー氏は、その後シュツットガルトU-21監督からマクデブルクのトップチーム監督へ転身した後も、獲得を検討していた。
「マクデブルクでも、シーズン序盤に彼について話し合っていた。彼の才能は誰もが知っていたからね。バイエルンでブレイクする前は、『プロとして最初の経験を積ませるために、レンタルはあり得るかもしれない』と考えていた。まあ……今となっては、その話はもう終わったね」
かつてはレンタル候補として名前が挙がっていた18歳は、今やドイツを代表する才能へと駆け上がっている。

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