W杯、ソマリア人の審判がアメリカ入国できず除外に 昨年のアフ...の画像はこちら >>

ソマリア人審判のアルタン氏 Photo/Getty Images

ソマリアは渡航禁止リストにある国の1つ

まもなく開催されるFIFAワールドカップで審判を務めるはずだった人物が、アメリカへの入国を拒否され審判員リストから除外された。

その人物とは、昨年アフリカサッカー連盟男子年間最優秀審判員に選ばれたソマリア人のオマル・アルタン氏。

『BBC』によると、アルタン氏はマイアミ国際空港で入国を拒否され、現在トルコに滞在している。

FIFAは米国移民当局との協議後、アルタン氏が大会を欠場することになったと発表した。

「FIFAは、審判員のオマル・アブドゥカディル・アルタン氏が米国への入国を拒否されたため、2026年FIFAワールドカップでのトレーニングおよび審判活動に参加できないことを発表した」

「FIFAは、ビザの審査を含む開催国の移民手続きには関与しておらず、当局からアルタン氏の身分は現時点では変更されないとの通知を受けている。過去のFIFA主催イベントと同様に、最終的にビザの発給対象者と入国許可者を決定するのは開催国政府である」

送還理由は明らかにされていないが、ソマリアはドナルド・トランプ大統領が導入した渡航禁止リストに載っている国のうちの1つだ。

『BBC』によると、ソマリア青少年スポーツ省の上級顧問は、アルタン氏は有効な書類を保持していたと述べている。アルタン氏の外交旅券は以前のビザ取得困難を受けて、渡航を円滑にするために特別に発行したものだったとのことだ。

ソマリアサッカー連盟は、FIFAに対し緊急の説明を求めて連絡を取った模様。アルタン氏はFIFAが発表したW杯の審判を務める52人の審判員のうちの1人だった。

先日には、イラクの選手が入国管理局で7時間もの尋問を受けたのちに、ようやく入国できたことも明らかになっている。イランの選手たちが試合当日までアメリカに入国できず、メキシコで調整を行うことになったことも問題視されている。政治を超えた世界の祭典であるはずのW杯だが、実際はアメリカの政治的思惑が大きな影響を与えてしまっていると言える。

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