藤木直人、高見侑里がパーソナリティを務め、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。4月11日(土)の放送は、プロ野球解説者の五十嵐亮太(いがらし・りょうた)さんが登場! 3月に開催された「第6回ワールド・ベースボール・クラシック」(以下、WBC)を振り返っていただきました。
本記事では、今後の侍ジャパンの課題や、優勝チームのベネズエラについて語った模様をお届けします。

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五十嵐亮太さん


◆侍ジャパンの課題とベネズエラの強さ

藤木:配球のレベルやリード面でいうと、アメリカなどは今、データ分析がすごいじゃないですか。そういう部分でいうと、日本代表はどうですか?

五十嵐:そこまで差はないと思いますが、アメリカのメジャーリーグとNPB(日本野球機構)のデータの量を比較すると、アメリカのほうが圧倒的に多いですし、使い方もアメリカのほうが慣れているはずなんです。そういったところも含めて、日本はNPBから変わっていかなければならないし、より膨大なデータを細かく出して、それを分析するアナリストなどの数は今後増えていくと思いますが、まだちょっと追いついていない印象です。

藤木:球団の資金力というのもありますよね。

五十嵐:そうなんです。だから、ホークス(福岡ソフトバンクホークス)のような資金力のあるチームは、そういったところにも力を入れられるけれど、そうじゃないチームはそこまでできないんですよね。

藤木:今回、井端弘和監督が「スモールベースボールじゃなく、長打で打開したい」ということで、わりとパワーヒッター中心の布陣になっていましたけれども、ベネズエラなどを見たときに、「この選手たちにパワーで対抗して勝てるのか? これから日本の野球はどこを目指せばいいのか」と思ってしまいました。

五十嵐:でも、方向はこれで正しいと思います。世界と戦うためには、長打力であったり、出塁率と長打率を足し合わせたOPSの数字は、やっぱり、大事になってくると思います。

スモールベースボールと言っても続かないし、バントで送るとなっても160km/hのボールを投げられると成功率も低いですよ。そう考えたら打ち勝つしかない。
となると、やっぱり一発を打てるバッターをどれぐらい並べられるかが重要になってきます。あとは、今大会(優勝した)ベネズエラには走れる選手がいたんですよ。盗塁ができて長打力もある選手は強みだなと思いました。

藤木:日本だと足の速さに特化した選手を揃えたりしますけれども、長打力もありながら足も速い選手が揃っていたということですか?

五十嵐:結構足を絡めて得点チャンスを広げていたので、その辺がベネズエラの良さでもありましたよね。

五十嵐亮太「“スモールベースボール”と言っても続かないし…」WBC優勝チーム・ベネズエラを見て感じた"侍ジャパンの課題"とは?

(左から)五十嵐亮太さん、藤木直人、高見侑里



<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM
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