緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルスがいまだ収束しないなか、新幹線をどのように利用していけば良いのでしょうか。新幹線に乗るときに有効と思われる新型コロナウイルス対策をまとめました。

感染しないさせない コロナ禍時代の新幹線利用術とは?

 緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルスの感染がいまだ収束しないなか、感染拡大を防ぎつつ、自分の健康を守るためには、どのように新幹線を利用していけば良いのでしょうか。

 東海道新幹線を運行するJR東海は、清掃時や車掌巡回時における車内の消毒、駅券売機や自動改札機の消毒、駅への消毒液設置、窓口カウンターへのビニールカーテン設置といった対策を行っているそうです。また新幹線車内は常に換気され、計算上では6分から8分に1回、外の空気と入れ替わるとのこと。

 そうしたなか利用者にもマスク着用、手洗いや消毒の徹底、間隔を空け並ぶといったこと以外にも、やれることがあります。

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東海道新幹線の東京駅(2020年5月28日、恵 知仁撮影)。

 JR東海は「安心してご利用いただくために」として、マスク着用などのほか、利用者に下記の行動を呼びかけています。

・代表者1名がきっぷを買う。
・体調が優れない場合は乗車しない。
・車内での移動をひかえる。
・車内での会話はひかえめにする。
・座席を回転させた対面状態での利用はひかえる。
・デッキを利用するときは周囲に配慮し、飲食をひかえる。

 このほか、「座席」も利用者ができる対策です。

新幹線 指定席は「おまかせ」にしない チケットレス乗車も効果的

 JRのシステムでは基本的に、新幹線などの指定席を発売する場合、各車両の前のほうから順番に席を売っていきます。ただ密接対策を考えると、なるべく周囲の人と離れて座りたいところです。

 そのため、指定席券売機やネット予約で利用者が自らきっぷを購入する場合、“席おまかせ”ではなく、シートマップで予約状況を確認しながら、なるべく“密”にならない形で席を選び、購入するのが良いでしょう。

 またJR東海では駅窓口での指定席発売時、できるだけ空席状況を利用者に案内したうえ、間隔を空けて発売するようにしているとのこと(JR東日本なども同様の取り組みを実施)。

コロナ禍の新幹線 乗客ができる対策は 感染拡大防止へ 新幹線をどう利用すべきか

指定席券売機に表示されたシートマップ(2020年5月28日、恵 知仁撮影)。

 ただ、きっぷ購入時は人が少ない場所だったが、乗ってみたら“密”だった、ということもありえます。JR東海によると、そうしたときは状況に応じて柔軟に、座席を変更してくれるそうです。

 以上、コロナ禍において新幹線利用者ができることをまとめましたが、もうひとつ、できる大きなことがあります。東海道・山陽新幹線の「エクスプレス予約」「スマートEX」や、JR東日本の「新幹線eチケットサービス」といった、ネット予約による「チケットレス乗車」の活用です。

 窓口や券売機に並ぶ必要がなく(人が多くいる空間に行かなくていい、券売機に触れない)、座席もシートマップから選べます。そもそも「3密を避ける」ことが重要な新型コロナウイルス対策です。

それができる「チケットレス乗車」は、検討の価値が十分にあるでしょう。

 ちなみにJR東海によると、東海道新幹線の指定席は、2019年度の実績値で4割超がチケットレス乗車になっているそうです。

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