石原さとみ主演『ミッシング』中村倫也、青木崇高ら追加キャスト発表
映画『ミッシング』追加キャスト (C)2024「missing」Film Partners

2024年公開予定の映画『ミッシング』の追加キャストが発表された。



2022年の出産後、1年9カ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、『空白』『ヒメアノ~ル』などで知られる田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった本作。

雑音あふれる世の中で生きる現代人が抱える問題をえぐり出し、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿が、リアルにかつ繊細に描かれる。



このたび、娘が失踪した家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田役で中村倫也、妻・沙織里(石原)との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役で青木崇高、心が見えなく何を考えているのか分からない怪しげな沙織里の弟・圭吾役で森優作、キー局を受けるも全滅してローカル局に入社した新人記者で砂田の後輩・三谷役で小野花梨、飄々とした態度で取材中も緊張感がないカメラマン・不破役で細川岳の出演が決定。



そのほか、失踪してしまう沙織里の娘・美羽役を有田麗未、砂田の上司でテレビ局の番組デスクを小松和重、沙織里の弟・圭吾の職場の先輩役をカトウシンスケ、砂田の後輩記者・駒井役を山本直寛、失踪事件の担当刑事・村岡役を柳憂怜、沙織里と圭吾の母親役を美保純が演じる。



■中村倫也 コメント
理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました。この作品でそっと置かれている、人間の美しさが私は好きです。

お楽しみに。



■青木崇高 コメント
「この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように」撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます。
この映画が人の心に優しく寄り添えるものになって欲しいです。



■森優作 コメント
いろんな情報が錯綜している社会で、日々、個人の価値観が揺らぎ、知らず知らずの内に、物事に対する白黒を簡単につけすぎているのではないか、と感じます。その色と色の狭間には何が在るのか、この作品は懸命に見つめています。自分が演じた土居圭吾は、今もずっと心にいます。

より多くの方に何かが少しでも届くことを願っています。よろしくお願いします。



■小野花梨 コメント
目を背けたくなるけど目が離せない。そんな石原さとみさんの佇まいと作品のエネルギーに圧倒されました。作品の一部になれて幸せでした。



■細川岳 コメント
どこまで続くか分からない苦しみに胸を締め付けられながらも、そっとさしこむ光や風景、そこで生きる人の姿にはっとさせられた。

「美しい」と思う瞬間が何度もあった。そういう瞬間にこそ自分勝手な日常から立ち止まることができるし、人を想うことができるのではないかと感じさせられた。実際そうだと思った。強さとはなんだろうか、強くないといけないのだろうか。喪失の先にある未来に光があると信じたい。



<作品情報>
『ミッシング』



2024年公開



公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/missing/



(C)2024「missing」Film Partners