革新的な素材や技法、表現方法を用いて、具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家ロン・ミュエク。作家とカルティエ現代美術財団との長きに渡る関係性によって企画され、2023年にパリの同財団で開催されたのち、ミラノとソウルを巡回した大規模個展が、4月29日(水)から9月23日(水)まで、東京・六本木の森美術館で開催される。
1958年にオーストラリアで生まれたミュエクは、1986年より英国在住。映画・広告業界で20年以上働いた後、1990年代半ばに彫刻の制作を開始。1996年、ロンドンのヘイワード・ギャラリーの展覧会で現代美術界にデビュー。翌年、同地のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された『センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト』展で注目を集め、以後、世界各地の権威ある美術館で発表を続けている。
《マスクⅡ》2002年 個人蔵 展示風景:「ロン・ミュエク」韓国国立現代美術館ソウル館、2025年 撮影:ナム・キヨン 画像提供:カルティエ現代美術財団、韓国国立現代美術館
人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作されたミュエクの作品は、洗練され、生命感に溢れ、孤独、脆さや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現するものだ。実際の人物よりもはるかに大きく、あるいは小さく造られるその彫刻は、私たちの知覚に対する先入観への挑戦でもある。神秘的でありながら圧倒的な存在感を放ち、私たちと身体との関係、そして存在そのものとの関係を問いかけるのが、彼の作品の大きな魅力だ。
《マス》2016-2017年 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 展示風景:「ロン・ミュエク」韓国国立現代美術館ソウル館、 2025年
撮影:ナム・キヨン 画像提供:カルティエ現代美術財団、韓国国立現代美術館
制作に時間を要することもあり、過去30年間の制作総数が50点ほどしかないなか、同展では、巨大な頭蓋骨の彫刻100点で構成される大型インスタレーション《マス》など、主要作を中心に初期の代表作から近作まで11点もの展示が実現した。制作活動の全体を包括的に紹介すると同時に、作品の発展の軌跡を深く洞察できる展観となっている。そのうち6点は日本初公開。特に初期の代表作《エンジェル》の出展も注目される。
《エンジェル》1997年 個人蔵 画像提供:アンソニー・ドフェイ(ロンドン)
同展ではまた、フランスの写真家・映画監督のゴーティエ・ドゥブロンドによる、作家のスタジオと制作過程を記録した写真作品と映像作品も公開される。ミュエクの比類のない彫刻がどのように生み出されるのかを目撃する貴重な機会となっている。
<開催情報>
『ロン・ミュエク』
会期:2026年4月29日(水)~ 9月23日(水)
会場:森美術館
休館日:会期中無休
時間:10:00~22:00(※火曜日は~17:00、ただし5月5日(火・祝)、8月11日(火・祝)、9月22日(火・祝)は~22:00)、入館は閉館の30分前まで
料金:[平日]一般 2,300円(2,100円)、大・高校生1,400円(1,300円)、シニア(65歳以上)2,000円(1,800円)
[土・日・休日]一般 2,500円(2,300円)、大・高校生1,500円(1,400円)、シニア(65歳以上)2,200円(2,000円)
※()はオンラインチケットの料金
公式サイト:
https://www.mori.art.museum/jp/index.html

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