宮沢りえ、鈴木杏、水川あさみ、小池栄子らが墓石の前で笑う KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』ビジュアル公開
KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』ビジュアル

2024年2月から3月に東京・シアタークリエで上演される、KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』のビジュアルが公開された。



KERA CROSSは、劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲を、才気あふれる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズ。

第5弾となる本作は「辛辣なコメディ」になるとのことで、宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、水川あさみ峯村リエ小池栄子の7名が出演する。



公開されたビジュアルは、女優7人がカラフルにドレスアップして、墓石の絵を前に大笑いしている姿が印象的。また公演チラシの表紙部分は、足の裏が並ぶ、異様とも言えるビジュアルとなっている。



『骨と軽蔑』はシアタークリエで上演後、3月から4月にかけて福岡、大阪と巡演する。



■ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント(チラシコメントより転載)
手練れの女優7人と一緒に辛辣なコメディを作ってみたい。会話劇だ。

会話、会話、会話。今は一応コメディと呼んでおくけれど、作品を占める笑いは苦味の強いものばかりになるかもしれない。
2020年から2022年(それはコロナ禍と重なる)には原作モノひとつ含めて5本の芝居を書いた。その中には、心温まる群像劇や、家族で観て皆が笑顔で帰れるようなファンタジーもある。創りたくて創ったのだし、満足もしているが、2023年に入るとまったくそうした気分ではなくなっていた。軽いものを書こうにも己の気持ちに軽やかさが無い。
それで、ズッシリと重く冷ややかな世界に美しさを探り、緊張感が支配する2本の芝居を書いた。
年が変わり、2024年になったらどんなものが書けるだろうか。ピリピリしてばかりはしんどいから、そろそろ少し軽くいきたい。公表されたビジュアルの通り、「居並ぶ墓石(の絵)を前にして楽しそうに笑う女たち」がイメージだ。そんな不謹慎を笑ってしまえるような舞台になるといいなあ。今回は派手な仕掛けは使わないつもり。
彼女たちの芝居が仕掛けだ。全力を注ぐ。よろしくお願い。



<公演情報>
KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』



作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ



宮沢りえ、鈴木杏、水川あさみ、小池栄子らが墓石の前で笑う KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』ビジュアル公開

KERA CROSS 第五弾『骨と軽蔑』公演チラシ

出演:宮沢りえ 鈴木杏 犬山イヌコ 堀内敬子 水川あさみ 峯村リエ 小池栄子



【公演日程】
2024年2月23日(金) ~3月23日(土) 東京・シアタークリエ
2024年3月27日(水) ~3月31日(日) 福岡・博多座
2024年4月4日(木) ~4月7日(日) 大阪・サンケイホールブリーゼ



公式サイト:
https://www.keracross.com/keracross5