「橘玲」のニュース
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映画『ゴッドファーザーPART3』に描かれたバチカン・スキャンダル [橘玲の世界投資見聞録]
ここまで何回かバチカン銀行と“神の銀行家”ロベルト・カルヴィの死をめぐる複雑怪奇な金融スキャンダルについて述べてきたが、最後に、この事件を題材にした映画や小説などを紹介してみたい。[参考記事]●バチカ...
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バチカン銀行と陰謀論者ロベルト・カルヴィの死の謎 [橘玲の世界投資見聞録]
イタリア、ミラノのカトリック系金融機関、アンブロジャーノ銀行で異例の出世を遂げ、50代半ばで頭取に就任したロベルト・カルヴィは極端な二面性を持つことで知られていた。ひとつはエリート軍人から冷徹で有能な...
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マリファナも売春も世界的には合法化の流れに [橘玲の日々刻々]
アムステルダムに泊まったとき、部屋に置いてあった観光客向けのガイドブックに仰天したことがあります。そこは一流ホテルだったにもかかわらず、ガイドブックには「売春の仕方」や「マリファナの買い方」が載ってい...
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イタリア・フリーメーソンと「陰謀論者ロベルト・カルヴィの運命」 [橘玲の世界投資見聞録]
「この世界は闇の権力によって支配されている」という考え方を陰謀論という。陰謀論の“主役”としてよく挙げられるのがフリーメーソンやユダヤ人(シオン賢者の議定書)で、ときには悪魔や宇宙人のこともある。オウ...
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「ぜったいに知られてはならない」教会の秘密を守るバチカン銀行 [橘玲の世界投資見聞録]
イタリア現代史を揺るがせたバチカン銀行のスキャンダルについて2回に分けて書いた。教皇ヨハネ・パウロ1世は、バチカンがフリーメーソンの秘密組織「P2」に侵食され、バチカン銀行が南米の麻薬取引をはじめとす...
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年末ジャンボ宝くじの当せん金が7億円に引き上げ。 その"被害者"はだれなのか? [橘玲の日々刻々]
11月22日から発売される年末ジャンボ宝くじの1等と前後賞を合わせた賞金が、これまでの6億円から7億円に引き上げられることになりました。宝くじの売上げが2005年度の約1兆1000億円をピークに頭打ち...
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バチカン市国「神の資金」を扱う闇の男たち -後編- [橘玲の世界投資見聞録]
1979年3月20日、政治情報誌を発刊する弁護士兼ジャーナリストのミーノ・ペコレッリが自宅前の駐車場の車の中で死んでいるのが発見された。口の中に拳銃が突っ込まれ、2発撃たれていた。「オルメタ(沈黙)の...
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バチカン市国「神の資金」を扱う闇の男たち -前編- [橘玲の世界投資見聞録]
前回、ロンドンの中心部にある金融街シティが中世から続く“自治権”を有し、「国家のなかのもうひとつの国家」になっていることを紹介した。同様にヨーロッパには、複雑な歴史的経緯のなかで「主権」や「自治権」と...
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金融立国イギリスの中心地・シティが ウォール街に対抗できる理由 [橘玲の世界投資見聞録]
日本経済の課題は、世界最強を誇った製造業が新興国から激しく追い上げられ、競争力を失ってしまったことだ。そこで製造業に代わる牽引役として、「金融立国」を目指すべきだというひともいる。そのとき必ず例に挙げ...
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億万長者になるなんて簡単だ! [橘玲の世界投資見聞録]
前回、モナコの富裕層について書いたが、それに関連して、欧米諸国や日本のようなゆたかな国では、ビリオネア(資産1000億円)は無理でもミリオネア(資産1億円)になるのはそれほど難しくない、という話を紹介...
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モナコの花火大会にクルーザーで集うお金持ちは二流!? [橘玲の世界投資見聞録]
毎年7月から8月にかけて、モナコでは国際花火フェスティバルが開かれる。世界4カ国の代表が呼ばれて華やかさを競うFireworksの祭典で、コート・ダジュールにいるときにたまたまその話を知ったので、せっ...
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流刑地シベリアをめぐる壮大な悲劇 [橘玲の世界投資見聞録]
シベリアに60万人を超える旧日本兵が抑留された話を書いたが、これがシベリアをめぐるより巨大な悲劇の一部だということもここで述べておきたい。[参考記事]●遠くシベリアの地に眠る国家に見捨てられたひとびと...
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どうしようもなく不便で理不尽なロシアを なぜロシア人は改善しないのか? [橘玲の世界投資見聞録]
ハバロフスクはアムール川とウスリー川の合流するシベリアの要衝で、夏でも夜になると気温は20度ちかくまで下がり、酷暑の日本から比べるとものすごく快適だ。日本海に面し、ロシア海軍の太平洋艦隊基地が置かれる...
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遠くシベリアの地に眠る 国家に見捨てられたひとびとの墓 [橘玲の世界投資見聞録]
ハバロフスク市街から空港に向かって車で20分ほどのところに広大な墓地公園がある。「スターリン統治下の圧制に倒れた犠牲者」の墓碑が立つ入口には、生花や造花を売る店が並んでいる。そこから5分ほど歩いた鉄柵...
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インドネシア・バリ島の非効率に見るアジアの思想 [橘玲の世界投資見聞録]
バリ島のデンパサール空港に飛行機が着陸すると、お揃いの青いシャツを着たタクシー運転手たちが一斉に到着ゲートに集まってたいへんな騒ぎになる。スーツケースを引きずりながらゲートから出てくる観光客に我先に声...
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[橘玲の世界投資見聞録] ブームの”カンボジアの高金利ドル預金”の背景
現地に住む日本人を別とすれば、カンボジアの“高金利ドル預金”はほとんど知られていなかった。銀行口座の開設には原則として労働ビザなどの居住ビザが必要とされていたからで、証券取引の開始にともなってその規制...
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橘玲×藤沢数希 特別対談 「金融幻想の終わり」を語る!(3) 40代半ばでリタイヤは当たり前の外資系金融
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』などで、個人の資産運用に革命的な示唆を与えプライベートバンクの実情にも詳しい、作家・橘玲氏と『外資系金融の終わり』がベストセラーになっている、藤沢数希氏との初めて...
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橘玲×藤沢数希 特別対談 「金融幻想の終わり」を語る!(2) 日本の金融ビジネスの現場
『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』などで、個人の資産運用に革命的な示唆を与えプライベートバンクの実情にも詳しい、作家・橘玲氏と『外資系金融の終わり』がベストセラーになっている、藤沢数希氏との初めて...
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[橘玲の日々刻々] 日本にブラック企業がはびこる理由
2008年12月末、東京・日比谷公園の一角に突如、巨大なテント村が姿を現わしました。これをきっかけに、マスメディアは派遣社員の過酷な労働環境を連日のように報道し、経済格差が大きな社会問題になっていきま...
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[橘玲の世界投資見聞録] 台湾・金門島と中国・厦門、それぞれのアイデンティティ
金門島は、中国・福建省の港町アモイからわずか2キロほどしか離れていない。日本統治時代の台湾とは、台湾本島と澎湖島のことで、金門島や(同じく福建省の沿岸にある)馬祖島は含まれていなかった。だが国共内戦に...
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[橘玲の日々刻々] 食糧危機はウソだった! 報道されない"不都合な真実"
すこし前の本だが、川島博之氏の『「作りすぎ」が日本の農業をダメにする』を紹介したい。川島氏はシステム分析の専門家で、食糧問題やエネルギー問題など、利害関係者の思惑によって議論が錯綜するやっかいな問題に...
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[橘玲の世界投資見聞録] 華僑の国シンガポールにチャイナタウンがある謎
シンガポールをはじめて訪れたとき、なぜチャイナタウンがあるのか不思議だった。その頃は、香港とシンガポールは同じようなところだと思っていた。香港に住んでいるのはほとんどが広東人で、彼らはみんな“中国人”...
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[橘玲の世界投資見聞録] インドネシア・東南アジアにはびこる“汚職”という文化
新興国では常に汚職が問題になる。東南アジアでも、シンガポール以外のすべての国で贈収賄が当然のように行なわれている。ここでインドネシアを取り上げるのは、スハルト独裁政権の崩壊(1998年)と民主化によっ...
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作家・橘玲×増原義剛対談 改正貸金業法は失敗だった! ポピュリズムに毒された政治の敗北
「多重債務者救済」「弱者救済」を旗印に、改正貸金業法が完全施行され、2年が経過した今、約500万人の健全な利用者の多くが行き場を失っているという。当時、法律立法に携わった元自民党・金融調査会小委員会委...
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[橘玲の世界投資見聞録] 香港で目の当たりにした“プライベートバンクの終わり”
9月半ばに久しぶりに香港を訪ねた。デフレ不況の日本とちがって、相変わらず景気はよさそうだった。中国人の大金持ちが高級コンドミニアム(億ション)を買いまくっていて、不動産価格がものすごい勢いで上がってい...
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[橘玲の日々刻々] 週刊朝日の「同和地区の特定」謝罪は、正しかったのか?
「ハシシタ奴の本性」について、『週刊朝日』に編集長の「おわび」が掲載された。今後は第三者機関が記事掲載の経緯を検証し、結果を公表するという。結論が出るまでにはかなり時間がかかるだろうが、今後の議論の参...
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[橘玲の日々刻々] アイリス・チャンが死んだ日
2004年11月9日、アイリス・チャンは車の中で口に銃口をくわえ、引き金を引きました。といっても、ほとんどのひとは彼女のことを知らないでしょう。中国系アメリカ人2世として生まれたアイリスは、大学でジャ...
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[橘玲の世界投資見聞録] 現代の”ゴモラ”ナポリの街角で見たイタリアの闇
ナポリにもっとも似た町というと、間違いなくベトナムのホーチミンだ。もちろん、アジアにあるフランスの旧植民地とギリシア時代にまで遡るヨーロッパの古都では街並みがまったくちがうし、道路を走っているのもオー...