「立川談志」のニュース (273件)
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愛されアナーキスト・笑福亭鶴瓶が極めた「玄人による素人話芸」とは
『ゆれる』で国内の映画賞を総なめにした西川美和監督による最新作『ディア・ドクター』が6月27日に公開された。医療問題を扱うこの作品で映画初主演を務めたのは、落語家の笑福亭鶴瓶。ある秘密を抱えながら僻村...
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島田紳助 "永遠の二番手"を時代のトップに押し上げた「笑いと泣きの黄金率」
6月27日、夏の特別番組『FNSの日26時間テレビ』の記者会見がフジテレビ本社で開かれた。同番組は、7月25日19時から翌日まで約26時間にわたって生放送される。今年は島田紳助が初の総合司会を務めるこ...
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FUJIWARA くすぶり続けたオールマイティ芸人の「二段構えの臨界点」
FUJIWARAの藤本敏史が、6月7日放送の『マルコポロリ!』(関西テレビ)にて、かねてから噂されていた木下優樹菜との交際を初めて事実上認めた。島田紳助率いるヘキサゴンファミリーから、今が旬のタレント...
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トータルテンボス 進化を止めない本格派コンビを育てた「M-1急転直下の挫折劇」
『漫才ベストライブ「しのびねぇな。かまわんよ。』(よしもとアール・アンド・シー)トータルテンボスは、今年で芸歴13年を数える中堅芸人だ。ツッコミの藤田憲右のアフロヘアーがトレードマークの彼らは、今では...
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立川キウイ『万年前座』出版記念落語会 レポート
7月7日、文京シビックホール小ホールにて「『万年前座』出版記念落語会」が行われた。この落語会は前座歴16年半という落語史上前人未到の記録を持つ落語家、立川キウイの前座修業をつづった『万年前座』(新潮社...
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スギちゃん 実直な人柄でチャンスをつかんだ「芸人再生工場の最終兵器」
かつて、プロ野球の世界でヤクルトスワローズなどの監督を長年務めた野村克也は、伸び悩んだ選手や新加入の選手の起用法を工夫して、彼らの新たな才能を発掘してみせた。その卓越した手腕から、彼の選手育成術は「野...
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萩本欽一 テレビを作り、テレビに呑み込まれた「巨人の功罪」
3月27日、特別番組『悪いのはみんな萩本欽一である』(フジテレビ系)が放送された。これは、BPO(放送倫理・番組向上機構)が発表した「最近のテレビ・バラエティー番組に関する意見」を受けて、フジテレビが...
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山本耕史の植木等役に無理ありすぎの声、ほかの違和感キャスティング
俳優の山本耕史が、植木等を演じるドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK)の放送が9月より始まる。ドラマの舞台は『スーダラ節』が大ヒットを記録し、植木がスターダムに上り詰めた時代である。植木のもとに、のち...
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<五輪も舞台も自粛すべき>エンターテインメントは「不要不急」である
エンターテインメントは「不要不急」である。この筆者の主張には「そんなのは当たり前だ」という意見と、「人の心に潤いを与えるのだから、必要不可欠だ」という強い反対意見があるだろう。たとえば、劇作家・俳優の...
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本業は落語家なのに、志らくがテレビに出続ける理由は、師匠とあの毒舌芸人?
今年もテレビに出ずっぱりだったのが、落語家の立川志らくだろう。朝のワイドショー『グッとラック!』(TBS系)は、一部報道では来年3月での打ち切り説も出ているが、毎日のようにヒネた視点から世間を斬り続け...
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なだぎ武 R-1二連覇を成した演技派芸人の「本当の運命の出会い」とは
3月6日、以前から交際していることを公表してきたお笑いタレントの友近と「ザ・プラン9」のなだぎ武が破局したことが明らかになった。2人は、「ディラン&キャサリン」というネタを共に演じる芸人仲間でもあり、...
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氷の心を持つ芸人・東野幸治が生み出す「笑いの共犯関係」とは
6月18日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日)のテーマは、「後輩の山崎に憧れてる芸人」だった。関根勤、東野幸治、TKOの木下隆行といった芸人が集まって、アンタッチャブルの山崎弘也の知られざる魅力を明ら...
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ハリセンボン 徹底した自己分析で見せる「ブス芸人の向こう側」
2005年から06年にかけて深夜で放送されていた『10カラット』(TBS)というコント番組があった。ここに出演していた10組の若手芸人の中で、明らかに頭一つ抜きん出ていたのは、オリエンタルラジオとハリ...
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松本人志 結婚発表で突如訪れたカリスマの「幼年期の終わり」
5月17日、ダウンタウンの松本人志が結婚したことを発表した。相手は一般人女性だとされていたが、のちに元お天気キャスターの伊原凛さんだと判明した。彼女は現在妊娠中だという。私は一お笑いファンとして、この...
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はんにゃ アイドル人気を裏打ちする「喜劇人としての身体能力」
笑いには、大きく分けて2つの種類がある。動きで見せる「視覚的な笑い」と、しゃべりで聞かせる「聴覚的な笑い」だ。近年のテレビバラエティ界では、「聴覚的な笑い」の方が価値の高いものとされてきた。ビートたけ...
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名古屋・大須演芸場で赤穂浪士討ち入りの夜に贈る“アウトレイジ落語会”が開催される
名古屋の大須演芸場で12月14日“異端の落語家快楽亭ブラックvs孤高の噺職人元笑福亭小松夏川鴈二郎”というとんでもない落語会が開催される。快楽亭ブラック師匠といえば1969年に立川談志に入門。これまで...
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土田晃之 元ヤン、家電、ガンダム......でも嫌われない「ひな壇の神」の冴えたやりかた
かつて、本連載の中で品川庄司の品川祐について取り上げたとき、「なぜ品川は嫌われるのか?」という問題について考察してみた(記事参照)。品川には、有吉弘行が命名した「おしゃべりクソ野郎」というあだ名に代表...
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タカアンドトシ 非関西系漫才のツッコミ新境地「欧米か!」が生まれた理由
漫才とは、言葉の快楽を追求する芸能である。あるフレーズの響きが気持ちいいかどうか、ということがとても重要で、その理想を求めて漫才師は自分たちの言葉をつむいでいく。関西と非関西で比較したとき、ツッコミの...
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関根勤 再評価される「妄想力」ひとり遊びが共感を呼ぶ2つの理由
9月10日、脳科学者の茂木健一郎とお笑いタレントの関根勤の共著『妄想力』(宝島社新書)が出版された。この本は、学者と芸人という異色の組み合わせの2人による対談をまとめたもの。茂木が、脳科学の観点から関...
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円楽休養『笑点』の鍵握る志の輔 立川流50年の因縁を払拭できるか
《これから先に大きな目標もあるし、復帰を待ちのぞんでいる大勢のファンもいるわけですから、秋にむけて頑張って欲しいと思います》 2月21日、脳梗塞で入院中の三遊亭円楽(72)に代わって20日放...
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奇人変人ただのネコ好き!? 爆笑問題、再浮上のキーマンは田中だった
12日に放送された『カスペ!ウチくる!?15周年!~節目で聞いちゃいましたスペシャル』(フジテレビ系)に爆笑問題の太田光(47)と田中裕二(48)、そして太田の妻であり所属事務所の社長である太田光代(...
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立川志らく、友井雄亮の純烈脱退へのコメントに見る“時代遅れ”の価値観と自意識
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます<今回の有名人>「例えば、事務員。DVの人が事...
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ナイツ、内海桂子師匠を笑いを交え追悼
TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送」毎週土曜日朝9時から放送中!8月29日もちゃきちゃき大放送をお聞きくださいまして、ありがとうございました。※今日は出水アナはお休み。...
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受け継がれゆく遺伝子 ウンナン内村光良の「終わらないコント愛」
1990年代前半にフジテレビで放送されて人気を呼んでいたウッチャンナンチャンのコント番組『誰かがやらねば!』『やるならやらねば!』がDVD化されることになった。「ウッチャンナンチャンのやるやら!フォー...
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わかりやすい=下品。東京ポッド許可局が「品」めぐる価値観を語る
TBSラジオからお送りしている「東京ポッド許可局」。マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオが6月3日の放送で話し合っていたテーマがコチラ。マキタ:あのさ、「品」っていう言葉、あるじゃないですか。「...
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野性爆弾 「遅れてきた吉本最終兵器」がブレイクを果たした秘密とは
『野爆DVDinDVD』(よしもとアール・アンド・シー)8月1日、千原ジュニア(千原兄弟)とロッシー(野性爆弾)が主演する映画『無知との遭遇』が公開された。2人がロケで訪れた村には、ある秘密が潜んでい...
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【ワイドショー通信簿】「平成ノブシコブシ」吉村崇が夏菜に半端じゃない結婚ご祝儀 100万円単位もある芸能界(グッとラック!)
エンタメの金曜日ということで、「エンタメ・気になるランキング」コーナーの3位の「夏菜さん仰天!芸能界のご祝儀事情」を取り上げた。タレントの夏菜は先日結婚して、友人や共演者の中川翔子、佐々木希らからお祝...
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志らく番組終了も前向きな訳 クリアしていた“35年目の忠告”
「うわさ通り、3月いっぱいをもって終了することになりました」 1月29日、「グッとラック!」(TBS系)でこう話したのは落語家の立川志らく(57)だ。番組が始まったのは19年9月。志らくは1...
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マヂカルラブリー「M-1」酷評乗り越えて 過去には和牛、ゆにばーすも「辛酸」
漫才日本一を決める「M-1グランプリ2020」でお笑いコンビ・「マヂカルラブリー」が優勝を果たした。2017年大会で決勝に出場した際には、審査員の上沼恵美子さんから「よう決勝残ったな」と酷評されたこと...
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『笑点』桂歌丸の「永世名誉司会」に賛否両論 過去の司会者を無視している?
7月22日、日本テレビの番組『笑点』が7月2日に亡くなった桂歌丸師匠に「永世名誉司会」の称号を贈った。歌丸師匠は2016年5月に番組を降板した後も、『笑点』には「終身名誉司会」としてクレジットされてお...