至高の黒。そんな言葉がぴったりなのがボンベイの毛色です。単なる黒猫なら、ほかの品種にも雑種にもよくいます。
画像をちらっと見ただけでは「普通の黒猫とどこが違うの?」なんて思うのも無理はありません。でも、違いは大アリなんですよ。
今回はボンベイという猫の特徴や性格をまとめました。とにかく黒い色が好き!猫でも黒が一番!という人ならきっととりこになるはず。
購入に必要な値段や一般的な黒猫と何が違うのか、ということもすべてまとめてお伝えします!
目次
ボンベイってどんな猫?まずは画像でチェック!

こちらの画像がボンベイです。黒は黒でも、どこか艶めいて見える特別キレイな黒ですね。一体どんな猫なのか詳細を見ていきましょう。
ボンベイの基本情報!
こちらがボンベイという猫の基本情報です。
| 英語表記 | Bombay |
| 原産国 | アメリカ |
| 毛種 | 短毛種 |
| 公認団体 | CFA・TICA |
| 平均体重 | 2.5kg~5.3kg |
| 平均寿命 | 13年~15年 |
ボンベイの平均体重は一般的な猫と同じくらいです。また、平均寿命も猫全体のものと大きく変わりません。
ボンベイは黒ヒョウをイメージして生まれた猫!
ボンベイを生み出したのは、経験豊かなアメリカのブリーダー、ニッキー・ホーナーという人物です。
彼女が目指したのはクールな黒ヒョウに似た猫。そのために選んだのがバーミーズと黒い毛のアメリカンショートヘアです。
ただ、当初その繁殖で生まれた子猫は、ニッキーがイメージしていた理想の黒猫とはほど遠いものでした。
1958年に試みが始まってから、何年もかけてようやく念願の美しい黒猫が誕生。その後も猫の頭数を増やすことに苦労しています。
CFAの公認が1976年、キャットショー受賞が1988年と、長い年月をかけてその素晴らしさが認められるようになりました。
黒にこだわりぬいて生み出された猫の名は、黒ヒョウの生息地であるインドに由来するもの。都市ムンバイの旧名ボンベイからつけられています。
ボンベイの子猫・成猫の値段、価格相場はいくら?

アメリカ出身のボンベイは、代表的な猫の団体に認められてからまだそれほど年月が経っていません。日本でボンベイを購入するとしたら、価格相場はいくらぐらいなのでしょうか?
| 子猫 | 成猫 |
|---|---|
| 15万円~30万円 | 8万円~15万円 |
猫の購入に必要な額としては、ちょっと高めです。
ボンベイはアメリカ以外ではまだそれほど広まっていない品種です。日本でも希少な猫に入るため、どうしても値段が高くなってしまいます。
成長した猫だと子猫より安く販売されますが、数が少ないだけにタイミングよく見つけるのはなかなか難しいでしょう。
猫のボンベイの販売場所はブリーダー?ペットショップ?それとも里親?

希少な猫、と聞いて心配になってくるのが、ボンベイがどこで買えるか?ということではないでしょうか。気に入ったボンベイを納得の価格で買える販売場所を選びたいですね。
一般的な猫の入試手段は、ブリーダーやペットショップ、それに里親です。この3つを、ボンベイを購入すると仮定して比較してみました。
| ブリーダー | ペットショップ | 里親 | |
|---|---|---|---|
| 取り扱い | 少なめ | ほとんどない | 少なめ |
| 容姿 | 選べる | 選びにくい | 選びにくい |
| 引き取り | 手間と時間が必要 | もしいれば簡単 | 条件あり |
| 価格相場 | 20万円~30万円 | 15万円~30万円 | 5千円~3万円 |
| 入手の難度 | ![]() |
![]() |
![]() |
ボンベイの購入はブリーダーがスムーズ
ボンベイという品種にこだわって購入するなら、ブリーダーで探すのが一番です。
数多くはありませんが日本にもブリーダーはいます。ネットを活用し、信頼できそうなところをあたってみてください。
実際に引き取るまでの手間暇はかかるかもしれませんが、確実にボンベイがいるとわかれば後は比較的スムーズです。
ただ、ボンベイの血統や容姿によって値段はかなり違います。また、ブリーダーが遠方であれば、猫の代金だけでなく往復の費用のことも考えなければいけません。
ペットショップや里親ではボンベイとの出会いが少ない
ペットショップが絶対無理!というわけではありません。でも、かなり困難です。
なにしろベンガルを育てているブリーダー自体が少なめである上、猫の知名度も低めです。身近な店舗に入ってくる可能性はとても低いと考えざるをえません。
里親でボンベイを探してみる、という方法もあります。ただ、ボンベイが里親に出る割合も少なめです。
運よく素敵なボンベイが見つかれば、ワクチン接種や避妊・去勢手術の出費くらいで入手可能です。
しかし里親の場合は、血統の不確かさや子猫ではなく成猫である可能性も頭に置いておきましょう。
猫のボンベイの基本的な性格はこの3つ!

まずは見た目の印象に惹かれても、一緒に暮らすなら性格チェックもお忘れなく!
当たり前ですが、ボンベイの性格は本物の黒ヒョウとはほど遠いもの。やっぱり猫!と思える基本的な性格は、この3つです。
ボンベイは人懐っこくて甘えん坊
ボンベイは人との距離が近い猫。飼い主さんや家庭に順応するにつれて、甘えん坊の性格が出てきます。
ボンベイが黒ヒョウに似ているといっても、ルーツは別。実際の血縁であるバーミーズやアメリカンショートヘアの性格を受け継いでいます。
人懐っこくて、間近で眠ったり抱っこされたりするのも大好きです。
ボンベイは明るく活動的な性格
また、多くのボンベイに見られるのが明るく活動的な一面です。運動が好きで、高い場所にも難なくジャンプしていく様子を見せてくれるでしょう。
また、ひとりで遊ぶだけではありません。ボンベイは、世話をしてくれる飼い主さんはもちろん誰とでもなじみやすいフレンドリーさを持っています。
子供たちやほかの動物とも仲良く遊べるはずですよ。
しつけやすく賢い反応ができるボンベイ
ボンベイには頭の良さもあります。食事やトイレなど基本的な生活についてのしつけがしやすいばかりか、人とのコミュニケーションの巧みさは犬に似ているとも言われています。
名前を呼べば喜んで近づいてきたり、投げたおもちゃを追ってくわえてきたり。頭脳的な反応ができるボンベイもいます。
猫のボンベイの特徴はこの3つ!

ここでボンベイの外見的な特徴を確認しておきましょう。現実のボンベイに会う前に知識を深めておけば、イメージ違いということも避けられます。
ボンベイの毛の色は深くて美しいブラック
まず何より目立つ特徴が、ボンベイの毛色です。ボンベイの全身は、深くて美しいブラックの短毛に覆われています。
闇夜であれば見えなくなってしまいそうな黒い毛は、光の下では艶やか。その光沢はエナメルの質感によく似ています。
また、ボンベイの黒は、猫が成長するほど濃さを増します。ですが、バーミーズの遺伝の影響で、時にブラウンのボンベイが生まれることもあるようです。
ボンベイの目の色は黒い毛に映えるゴールド
ボンベイの目の色は、ゴールドが主。ほかに、カッパー(金銅色)やアンバー(琥珀色)の猫もいますが、どれも黒い体にくっきりと映える色合いです。
少し離れ気味についている目は丸く大きくて、1ペニー硬貨のようだと言われています。
ボンベイの体型は中間的なセミコビー
ボンベイの体型は、アメリカンショートヘアから受け継いでいます。猫としては中間的な体つきで、ボディタイプで言えばセミコビーにあたります。
短い毛が体のラインに沿って生えているため黒ヒョウのしなやかさを思わせますが、実のところは筋肉質。抱き上げると予想外の重みを感じる人もいるようです。
猫のボンベイと黒猫の違いはこれ!

確かにボンベイの毛は美しい黒。でも、一般的な黒猫というカテゴリーに含まれる猫とボンベイは、どこがどう違うのでしょうか?
モヤモヤした疑問をここではっきりさせておきましょう!
| ボンベイ | 一般的な黒猫 | |
|---|---|---|
| 容姿 | ![]() |
![]() |
| 黒い毛の割合 | ほぼ100% | 100%とは限らない |
| 光沢のあるなし | 光沢あり | 光沢なし |
| 目の色 | ゴールド、カッパー、アンバー | イエロー、グリーン、ヘーゼル他 |
| 体型や体格 | セミコビー、標準的な体格 | 品種に準じる |
| 性格 | 社交的、甘えん坊 | 品種に準じる |
同じ黒は黒でも、ボンベイの毛はサテン生地のように光沢がある黒です。また、一般的な黒猫と違い、ボンベイの全身の黒い毛にほかの色の毛が混じることはほぼありません。
そして、ボンベイの目の色や体型、性格を見てもまとまった傾向が見られます。一方、その他の黒猫の方はといえば、品種によって特徴はバラバラ。
これらには、ボンベイが1つの純血種であるのに対し、黒猫は黒い色をした猫に過ぎないという決定的な違いが関係しています。
単に黒猫と言えば、ある品種の中の1つの色である場合、あるいは雑種の猫という場合もあるのです。
黒を追求して生み出されたボンベイという品種には、この猫ならではの美しさがあるというわけですね。
猫のボンベイの飼い方の注意点は?

ボンベイとの暮らしが始まったら、飼う上で何か注意する点はあるのでしょうか?知っておきたいポイントは4つあります。
毎日少しでもボンベイの相手をする
日々少しでもボンベイのための時間を取り、声をかけたり遊んだりしてあげましょう。甘えん坊のボンベイは飼い主さんにかまってもらうと喜びます。
逆に、忙しいから疲れているからといって相手にしないでいると、猫は不満を抱えてしまいます。
飼い主さんの足につきまとったり物を散らかしたり、いたずらで驚かせることもあるようです。
ボンベイが運動しやすい環境にする
ボンベイの生活に無理なく運動が取り入れられるよう、室内の環境を整えてあげてください。活動的なボンベイが毎日楽しみながら体を動かせる上、ベストな体型や筋肉を維持できます。
キャットタワーの設置や家具の配置換え、出しっぱなしの物の整理などを検討していきましょう。
早めにブラッシングを習慣化する
ボンベイの毛の黒い輝きを保つために、ブラッシングを習慣化しておきましょう。
といっても、ボンベイの毛は短いので、毎日手入れする必要はありません。週に1、2度実践すれば十分です。
成猫となってからではブラシに慣れにくいこともあるため、できれば早いうちから始めておくとよいですね。
ボンベイのかかりやすい病気に注意!
ボンベイの体調の変化にはよく注意し、おかしな点があれば早めに病院に向かうようにしてください。
ボンベイには次のようなかかりやすい病気があります。
- 膀胱炎
- 尿路結石
- 気管支炎
飼い主さんのできる対策としては、水の量や栄養バランスに配慮すること。膀胱炎や尿路結石の発症は水分不足が1つの要因とされています。
また、気管支炎の原因である感染症を防ぐため、ワクチン接種を怠らないようにしましょう。
猫のボンベイを飼うのに向いている人はこんな人!

猫はその特徴や性格で、人との相性も違ってきます。ここまで、ボンベイの特徴、性格を見てきたところで、飼うのに向いている人も分かってきました。
- 黒の違いがわかる人
- 部屋に広いスペースがある人
- 猫と遊ぶのが好きな人
- 小さな変化を見逃さない人
こんな人にボンベイはおすすめです。
なんといっても魅力的な黒の違いがわかる人なら、ボンベイの世話も楽しんでできるはず。
そして、猫が思う存分運動ができるような広い室内環境があると、ボンベイの方も楽しんで暮らせるでしょう。
もし部屋にあまりスペースがないなら、飼い主さんができるだけ遊びの相手をしてあげるとよいですね。
また、猫の小さな変化も見逃さないような注意深い人だと、万が一の病気にも早めに対応できるのではないでしょうか。
小さな黒ヒョウのようにかっこいいボンベイ。混じりけのない黒い毛にはエナメルを思わせる光沢があり、パッチリとした目は黒に映えるゴールド系の色合いです。
アメリカで人気のボンベイですが、日本ではまだブリーダーが少なめです。なかなかペットショップに出ることがないので、飼うならブリーダーに直接問い合わせてみるとよいでしょう。
念願のボンベイを迎えられたら、見とれるような黒い姿と甘えん坊な性格に、夢中になってしまうのではないでしょうか。



















最新記事一覧










