毎日黒缶は、40年以上続く息の長い黒缶ブランドの1商品。
マルハニチロのグループ企業から販売されているキャットフードですが、本当のところその安全性はどうなのでしょうか?
商品購入してみての口コミや原材料チェックなどを合わせて分析、徹底的に検証していきます!
項目 | 詳細 | 商品ランク | Aランク |
---|---|
主原料 | 4.8 |
グレインフリー | 5.0 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 3.8 |
コスパ | 3.5 |
内容量 | 160g×3缶 |
価格 | 234円~ ※Amazon参考価格 |
100gあたり価格 | 49円 |
対応年齢 | 成猫 |
原産国 | 大韓民国 |
毎日黒缶は、当サイトでAランクのキャットフードです。
原材料のチェックを行うと、カツオの血合いを中心とした構成であり、猫の体に害を及ぼすような成分を含まないことが確認できました。
また、口コミ調査でわかったことは、猫の食いつきやコスパの点で満足度が高いフードであること。
総合栄養食ということもあり、毎日黒缶の名前の通り普段使いに向くフードです。
ただ、日本企業が販売しているフードではあるものの、製造は韓国。国産品を望んでいる飼い主さんにはおすすめできません。
そして、猫のチキンアレルギーが心配な場合は、トッピングの種類に気をつける必要があります。
目次
実際に毎日黒缶ささみ入りかつお3缶パックを購入してみました!
毎日黒缶は名前通りの黒色ボディが目印となって、スーパーなどのペットコーナーでも見つけやすい商品です。今回は5種類あるうちから、ささみ入りかつおを選んで購入しました。
ささみ入りかつおの場合は種類名のところにオレンジのカラーが使われています。ほかの種類は赤、青、ピンクなどと違うので、次回購入したいという時も間違えにくいですね。
毎日黒缶の下にはSINCE 1977と記され、歴史の長さを感じさせます。
3連の缶をぐるりと反対側に向けると、フードが総合栄養食であることや原材料名、成分、給与量などが確認できます。
また、販売しているのは日本企業であるものの、原産国名に記載されているのは韓国です。
それでは、ビニールのパッケージを切り開き、缶を開けてみましょう!
実際開いてみて、取り出した缶には何も印刷がない状態。ちょっと素っ気ない感じはしますが、過剰包装でないことにかえって良い印象を受けます。
それに、こういったこともお手軽価格の理由の1つかもしれませんよね。
缶の中身はというと、赤黒いカツオの身の中に白いささみの身がぎっしり。
といっても上の方にトッピングされているだけなんですが、それでも想像より量がしっかり入っているなと感じました。
では、これに対する愛猫ソラ(4歳)の反応はどうなのか、様子を見たいと思います。
毎日黒缶は総合栄養食なので、これだけで猫のごはんとしても大丈夫です。
でも、うちではドライフードも続けていきたいと考えているので、いつものモグニャンと半々にしてみることに!
ドアの外で待っているソラに持っていってあげると、さっそく勢いよく食べ始めました!
フードを口に運ぶ動きがとまらないので、画像ではどうしても頭がブレてしまいます。どちらのフードも、とても一生懸命に食べてくれましたよ。
それと、魚の身をほぐしている時に気づいたのですが、パッケージに注意書きされている通り短い骨やウロコらしきものが少々混じっていました。
すごく柔らかいので私としては全くOKですが、心配症の飼い主さんだと気になるかもしれませんね。
毎日黒缶の原材料と安全性を徹底分析!
それでは毎日黒缶の原材料と安全性について分析していきたいと思います!今回は特に愛用者の多いささみ入りかつおを解説していきましょう。
当サイトの基準で、危険なものは赤、危険じゃないけど気になるものは緑で表示しています。
しかし、毎日黒缶は下記の全原材料を見ていただくとわかるように、特に気になるものはありませんでした。
カツオ、鶏ささみ、オリゴ糖、ミネラル類(Ca、Cu、Mn、Zn)、ビタミン類(A、E、K、B1、B2、葉酸、ビオチン)
4D | - | 香料 | - |
粗悪成分 | - | 着色料 | - |
危険成分 | - | 保存料 | - |
やや危険成分 | - | 酸化防止剤 | - |
粗タンパク質 | 13.9%以上 | 灰分 | 3.5%以下 |
脂質 | 0.9%以上 | 水分 | 82.0%以下 |
粗繊維 | 0.1%以下 | 代謝カロリー | 80kcal/100g |
カツオ
カツオは、多くの猫のし好に合う魚です。魚の中でも、神経や血液の健康をサポートするビタミンB12が豊富。
特に黒缶で使われている血合い部分にはEPAやDHA、ビタミンEなどが多く、タウリンや鉄分は白身部分の約5倍もの量が含まれています。
鶏ささみ
鶏のささみも、猫が好みやすい食材です。鶏の肉の中でも、脂肪が少なくヘルシーで消化しやすいという特徴があります。
オリゴ糖
オリゴ糖は、胃や小腸で消化されることなく大腸に届けられます。大腸では、オリゴ糖をエサとする善玉菌が増え悪玉菌を抑制することで、腸内環境が良好に保たれます。
毎日黒缶の原材料はわかりやすい食材や栄養素ばかりで、粗悪な成分や危険なものは見当たりません。保存料や着色料といった怪しいものも一切なし!
動物性タンパク質をたっぷり含む魚と肉は、食の好みとしても栄養源としても猫にぴったりです。
また、カツオの中でも栄養価の高い血合い部分を使用することで、総合栄養食の基準を満たすウェットフードを実現しています。
ただし、猫の体質によってはチキンアレルギーを持つ場合もあるので、ささみを含む商品の利用には気をつける必要があります。
毎日黒缶をお得に購入するならどこ?公式・Amazon・楽天の価格を徹底比較!
どこで毎日黒缶を買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | - | - |
通常購入 | - | 234円 | 224円 |
送料 | - | 2,000円以上は無料 | 店舗により異なる |
毎日黒缶は通販サイトか取扱店で!
公式サイトでは直接商品の販売を行っていないため、こちらで毎日黒缶を手に入れることはできません。ですが、Amazonや楽天など一般の通販サイトで広く販売されています。
通販サイトでは、タイミングによってはかなり値下げされているものもあるようです。確認した時点での最安値は楽天でした。
ただ、1パックでは送料が必要な場合が多いため、必ずしも最安値店舗がお得とは限りません。購入の際は、送料の条件や店舗の信頼性をよく確認してから心を決めてくださいね。
また、毎日黒缶は一般のスーパーやホームセンター、ドラッグストアで見かけることも多い商品です。少量の購入なら身近な店舗が便利だと思います。
毎日黒缶と当サイト一押しのモグニャンで比較!
人気商品モグニャンと毎日黒缶にはどのような違いがあるのか、「内容量」「価格」「メイン食材」「穀物類」「添加物」などを比較してみました!
項目 | モグニャン | 毎日黒缶 |
---|---|---|
内容量 | 1.5kg | 160g×3缶 |
価格 | 4,237円 | 234円 |
100gあたりの価格 | 283円 | 49円 |
メイン食材 | 白身魚65% | カツオ、鶏ささみ |
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
添加物 | 無添加 | 無添加 |
当サイト評価 | Sランク | Aランク |
モグニャンも毎日黒缶も、猫の主食にできる安全性の高い総合栄養食です。
どちらのフードにも猫にとってリスクのある穀物は含まれず、また香料、保存料など人口添加物の心配もありません。
一方、大きな違いとしてはドライ、ウェットというフードの形状、そして、使われている食材が挙げられます。
特別なアレルギーの心配がない限り、フードの選択のポイントは猫の好みと飼い主さんの都合ということになるでしょう。
ウェットフードである毎日黒缶は猫の食欲に訴えかける魅力的なニオイを持っていますが、反面余った分の保存、片付けなどに手間がかかります。
また、100gあたりで見ると比較的リーズナブルに思える毎日黒缶ですが、1日の給餌量は5kgの猫で1缶半。意外にもコスパがよいのはモグニャンの方なのです。
飼い主さんの手間や経済的な負担を総合的に考えると、安定して毎日あげられるのはモグニャンだと言えそうです。
アイシアから販売されている毎日黒缶と黒缶の違いはこの2つ!
初めての発売から40年の時が経つ黒缶は、さまざまな商品ラインナップが展開されています。3缶パックの缶詰には、毎日黒缶のほかに単なる「黒缶」という名前の商品もあります。
毎日黒缶と黒缶の大きな違いは、2つ。
1つめの違いはトッピングの内容です。カツオの血合い肉をベースとしているのは同じなのですが、ここが違います。
毎日黒缶は、カツオの血合い肉+各トッピング具材という組み合わせ。黒缶の方は、カツオの血合い肉+各トッピング具材+マグロとカツオの白身(もしくはマグロの白身)という内容です。
後者の特徴として、必ずマグロの白身がトッピングに付け加えられています。
もう1つの違いは、黒缶にはフィッシュエキスが入っていること。よりシンプルな商品が毎日黒缶であり、猫のし好性にこだわった商品が黒缶と言えるでしょう。
黒缶だけど缶じゃない!黒缶のパウチ商品!
黒缶はもともと缶詰商品ですが、パウチのパッケージに入ったものも誕生しています。毎日黒缶との大きな違いは、ベースとしてカツオとマグロ2種の赤身が使用されていることです。
パウチ商品には以下の4つがあります。
- 黒缶パウチ水煮タイプ
- 黒缶パウチゼリータイプ
- 15歳頃からの黒缶パウチ
- 18歳頃からの黒缶パウチ
パウチは缶詰より価格がやや高めとなりますが、軽くて扱いやすい、使った後の処理が楽という利便性に優れています。
黒缶パウチゼリータイプについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
毎日黒缶のQ&A
毎日黒缶の賞味期限はどれくらい?
使い残した毎日黒缶はどう保存すればよいの?
毎日黒缶の基本情報
キャットフードの形状 | ウェットフード(フレーク)/缶 |
内容量 | 160g×3缶 |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 | 234円~ ※Amazon参考価格 |
100gあたり価格 | 49円 |
販売会社 | アイシア株式会社 |
公式サイト | http://www.aixia.jp/products/detail.php?code=4571104710714 |