ドクターズケア猫用ストルバイトケアを購入した口コミ評判と安全性!

ドクターズケアは日本国内で製造されている動物病院専用の療法食。猫が苦しむ症状を食事の面から改善していくことを目的としています。

今回注目するのは、そのストルバイトケア。商品の実物チェックや原材料の分析、口コミ調査などから、フードの安全性や実力を徹底的に検証します!

項目 詳細
商品ランク Dランク
主原料 5.0
グレインフリー 0.0
無添加 3.5
安全性 1.8
コスパ 3.0
内容量 500g/1.6kg/4kg
価格 1,650円/4,070円/7,590円
100gあたり価格 330円/255円/190円
対応年齢 成猫
原産国 日本
編集部からの評価

ドクターズケア猫用ストルバイトケアは、当サイトでDランクのキャットフードです!

ストルバイト尿結石の悩みに対応するよう設計されているだけあって、口コミでは療法食として一定の成果を上げていることが伝わってきます。

ただ、よく見ると口コミの一部には使用に関する不安の声もあります。

原材料チェックでは品質の曖昧な食材や穀類の多さが目立ち、不安の内容を実証する形となりました。

確かにストルバイトの食事療法には適しているかもしれませんが、すべての面で安心して使えるフードと言えないのが残念です。

実際にドクターズケア (Dr.’s CARE)療法食 猫用ストルバイトケアを購入してみました!

猫用ストルバイトケアの2つの味のうち、今回選んだのはフィッシュテイスト。3サイズのうち、500g入りを取り寄せました。

動物病院専用というだけあって、パッケージはゴチャゴチャしていないシンプルな色使い。右上に国産の文字が目立っています。

下の方には、予測尿pHの値や合成酸化防止剤が不使用であることが記されています。

裏面では、まず製品の特長が目に入ってきます。ミネラル量やバランスなど療法食としてどのような調整がされているのかがわかります。

そのほかに記載されているのは、給与方法や原材料名、成分などの情報です。

では、フードのパッケージを開けていきます!

上部をハサミで切り取ると、内側にはちゃんとジッパーがついていました。

500gくらいの小パッケージだとついていないことも多いので、これはありがたいです。湿気や酸化の心配が減り、保管しやすいです。

手でフード粒をすくい上げてみると、数が多い!というか、1つ1つが小さめなんですね。茶色というより黄色味が強いです。

通常のドライフードであるモグニャンの横に並べると、色合いの違いがはっきりわかります。

フードの形状が円柱であることや大きさは結構似ています。どちらも幅広い猫に受け入れられそうな小粒ですね。

実際猫にあげる時は、こんな感じに!フード粒にところどころポツポツ穴が開いているのは、素材の影響でしょうか?

でも、鼻に届いてくる乾いたコーンのようなニオイは正直あまり良いとは言いがたいです。

一体どのようなものが使われているのか、原材料が気になるところですね。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアの原材料と安全性を徹底分析!

それではドクターズケア猫用ストルバイトケアの原材料と安全性について分析していきたいと思います!今回は特に愛用者の多いフィッシュテイストを解説していきましょう。

当サイトの基準で、危険なものは赤危険じゃないけど気になるものは緑で表示しています。

トウモロコシコーングルテンフィッシュミール、全卵粉末、動物性油脂トウモロコシ胚芽ミートミールフィッシュエキスセルロース、フラクトオリゴ糖、チキンレバーパウダー小麦粉、ビール酵母、ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パンテトン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄アミノ酸複合体、鉄、コバルト、銅アミノ複合体、銅、マンガンアミノ酸複合体、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

4D フィッシュミール、ミートミール、フィッシュエキス、チキンレバーパウダー 香料
粗悪成分 動物性油脂 着色料
危険成分 保存料
やや危険成分 トウモロコシ、コーングルテン、トウモロコシ胚芽、セルロース、小麦粉 酸化防止剤 ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール
タンパク質 29.5%以上 粗灰分 9.0%以下
脂質 14.5%以上 マグネシウム 0.09%以下
粗繊維 3.5%以下 カルシウム 0.6%以上
ナトリウム 0.4%以上 水分 10.0%以下
リン 0.5%以上 代謝カロリー 399kcal/100g

トウモロコシ、コーングルテン、米、トウモロコシ胚芽、小麦粉

ドクターズケアに複数種類使用されている穀類は、肉食動物としての消化器官を持つ猫にはあまり向いていません。

消化不良を起こす可能性があるだけでなく、アレルギーリスクもある食材です。

フィッシュミール、ミートミール、チキンレバーパウダー

ミールやパウダーは、元の食材の形が残らない状態のものです。したがって、魚や肉の新鮮さや質の程度、製造方法などが不明です。

4Dという廃棄処分されるような品質である可能性も考えられるため、ミール類は不安の要因でもあります。

動物性油脂

動物性油脂は、牛や豚、鶏、魚などなんらかの動物から精製される油脂のことです。動物の名が明記されていない場合は2種以上がミックスされていることがほとんどで、素材や品質を確かめられません。

セルロース

セルロースは、ほとんどの植物に含まれている不溶性食物繊維です。口から取り入れたセルロースは栄養分として吸収されることなく排出されます。

腸の機能をサポートする働きとフードのカサ増しという両面があります。

編集者からのひとこと

ドクターズケア猫用ストルバイトケアの原材料でまず気になったのが、穀類の多さです。

5種類使用されている上に、全体の1番目2番目を占めていることから割合の多さが推測できます。

それに、品質レベルが不透明である原材料も多く見受けられます。特に動物性の食材がすべてミールやパウダーやエキスであり、安心安全と言い切れないのが残念ですね。

ですが、酸化防止剤は天然のものですし、マグネシウムやリンなどのミネラル値がしっかりコントロールされているのは、療法食の目的にかなうものでしょう。

ただ、病と戦う療法食だからこそ、少しの不安も感じることなく使えるものであってほしいと思います。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアをお得に購入するならどこ?公式・Amazon・楽天の価格を徹底比較!

どこでドクターズケア猫用ストルバイトケアを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。

公式サイト Amazon 楽天
初回購入
定期購入
通常購入 1,650円/4,070円/7,590円 3,087円/7,818円/10,416円 4,847円/11,120円/14,306円
送料 7,500円以上無料
7,500円未満950円
沖縄県2,500円
無料 無料

ドクターズケア猫用ストルバイトケアは動物病院か通販サイトで!

ドクターズケアは、動物病院専用の療法食ですが、ストルバイトケアについても取り扱いのある動物病院で購入できます。必ず医師の診断を受けた上で取り入れていきましょう。

また、どうぶつ病院と開発メーカーのペットライン株式会社が運営するメーカー直販サイト「どうぶつ病院宅配便」でも購入することができます。

その際は、提携している動物病院から「動物病院コード」を発行してもらう必要があります。

少し面倒と思われるかもしれませんが、大手のAmazonや楽天と比較しても、かなりの安い値段で購入ができ、さらに3個買うと4個目は無料プレゼントになるんです!

長期に渡って食べさせていく場合は「どうぶつ病院宅配便」で購入するのが絶対的におすすめです。

ほかにペット専門の通販サイトでも販売されていますが、品質管理や送料なども含めて判断するようにしてくださいね。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアのチキンテイストはカロリーがやや高め!

ここまで検証してきたのはフィッシュテイストですが、ドクターズケア猫用ストルバイトケアにはもう1つ別の味があります。

それがチキンテイスト!ただ、原材料のところでも見てきたように、食材の中心が穀類やミールというのは同じです。

違うのは、原材料の9番目と12番目のみ。フィッシュテイストとチキンテイストでは、フィッシュエキスとチキンレバーパウダーの順番が入れ替わっています。

つまりそれぞれの分量が違うということ。このためチキンテイストのカロリーは100gあたり402kcalとフィッシュテイストよりわずかに高めです。

しかし、タンパク質やミネラル等の成分量は変わりません。猫の好みに合ったものを選んであげるとよいでしょう。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアの1日あたりの給餌量!

ドクターズケア猫用ストルバイトケアを猫に与える給餌量は、こちらの表を目安にしてください。

体重 1日あたりの給餌量
1kg 25g
1.5kg 33g
2kg 41g
2.5kg 49g
3kg 56g
3.5kg 63g
4kg 69g
4.5kg 76g
5kg 82g
5.5kg 88g
6kg 94g
6.5kg 100g
7kg 106g
8kg 117g
9kg 128g
10kg 138g

ただし、この給餌量はあくまで目安。猫が痩せているか太っているかという体格や去勢・避妊手術しているかどうか、また生活環境によっても変わってきます。

基本的にはかかりつけの先生に相談して指示に従いましょう。

間違えないよう気を付けて!ドクターズケア猫用療法食の種類!

ドクターズケア猫用ストルバイトケアを継続して使用する場合は、通販サイトから購入することもあるかもしれません。

でも、ドクターズケア猫用の療法食にはいくつかの種類があり、パッケージも似ているので注意が必要です。

ドクターズケア猫用ストルバイトケア スターター

ストルバイトケア スターターは、ストルバイト尿石症の猫に対し、食事療法の初期段階で使用されます。

ストルバイト尿石では、尿がアルカリ性に傾くことが結晶化しやすい要因の1つです。ですから療法食では、尿が弱酸性になるよう設計されています。2つのフードでは、目標尿pHが異なります。

種類 ストルバイトケア ストルバイトケア スターター
目標尿pH 6.1~6.4 5.9~6.1

pH7が中性なので、スターターの方が酸性度がやや強めです。

スターターは期間限定で与えてすみやかな症状改善を目指すフードであり、その後は検査の結果次第でストルバイトケアに切り替えて維持食として与えていきます。

教授
療法食の選択やスターターからストルバイトケアへの切り替えは、くれぐれも獣医の指示に従うようにのう!

ドクターズケア猫用尿石ケア

尿石ケアは、ストルバイト尿石症およびシュウ酸カルシウム尿石症の猫に対し、尿石をできにくするように配慮されたフードです。

シュウ酸カルシウム尿石症は、ストルバイト尿石症とは反対に尿が酸性に傾きカルシウムが結晶化して結石となってしまう病気となります。

尿石ケアは、尿のpH値を正常値である6.1~6.4pHとなるようにリン、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルバランスを調整してあるので、両方の尿石症に適しています。

シュウ酸カルシウム尿石はフードだけで溶解することはありませんが、予防と再発防止の観点から与えてあげたいですね。

ドクターズケア猫用ストルバイトケア ライト

ストルバイトケア ライトの目的は、ストルバイトケアと同じです。しかし、猫が太っている場合や体重が気になる場合は、こちらの使用が適しています。

ライトではストルバイトと同様にマグネシウムやリンの含有量が抑えられ、目標尿pHも6.1~6.4です。

大きく違っている点は、脂質の値。ストルバイトに比べると、約40%減となっています。また、代謝エネルギーも約10%低い数値です。猫が太り過ぎないよう配慮されているわけですね。

慢性腎臓病にはドクターズケア猫用キドニーケア

キドニーケアは、尿石症ではなく腎臓の疾患に対処する療法食です。したがって、ストルバイトケアとは特徴が異なっています。

キドニーケアの特徴は以下の通りです。

  • リンとナトリウム量が少なめ
  • タンパク質量が抑えられている
  • オメガ3脂肪酸が配合されている

味の種類がチキンテイストとフィッシュテイストの2種類であるのは、ストルバイトケアと同じです。

パッケージデザインも同じですが、ストルバイトケアが赤を使用しているところキドニーケアではオレンジとなっています。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアのQ&A

ドクターズケアの公式サイトではストルバイトケアを買える?

ドクターズケアの開発メーカーであるペットライン株式会社が運営する直販サイト「どうぶつ病院宅配便」で購入することができます。

ただし、提携している動物病院から「動物病院コード」を発行してもらう必要があります。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアの賞味期限は?

ストルバイトケアの賞味期限は、未開封の場合1年半です。開封後はこれに限らず、早めに使い切るようにしましょう。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアは子猫に与えてもよい?

ストルバイトケアは、成長期の子猫や妊娠中、授乳中の母猫には適していません。

動物病院で勧められることはないと思いますが、同居の子猫などが誤って食べないように気を付けてください。

ドクターズケア猫用ストルバイトケアの基本情報

キャットフードの形状 ドライフード(小粒)
内容量 500g/1.6kg/4kg
初回購入価格
定期購入価格
通常価格 1,650円/4,070円/7,590円
100gあたり価格 330円/255円/190円
販売会社 ペットライン株式会社
販売サイト https://drs.petline.co.jp/shop/default.aspx
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