中国海関総署が発表した上半期の全国貿易統計によりますと、同期の輸入額は前年同期比22.1%増の10兆7400億元(約257兆3000億円)に達しました。中国は17年連続で世界第2位の輸入市場となっており、世界の輸入シェアの約10%を占めています。

上半期に輸入の伸びが特に顕著だった5品目は、原材料や部品、消費財が中心で、順に電子部品(45.6%増)、機電製品(28%増)、食用水産物(24.1%増)、食用油(19.2%増)、農産物(8.6%増)となりました。

経済規模の上位10省・直轄市による輸出入額は、全国の貿易総額の74.9%を占めました。海関総署の王軍副署長は、経済大省が重要な生産資材や主要部品などを大量に輸入することで、国内のサプライチェーンを強力に補完していると説明しています。同時に、こうした省・市は消費拡大のけん引役としても存在感を示しており、上半期の中国の消費財輸入増加分の66.4%を貢献しました。

中国の西部地域も好調で、上半期の輸入は23.5%増加しました。同地域は周辺国との連携を深め、産業発展の勢いが強く、ビジネス環境も持続的に整備されており、内陸部から発展の最前線へと変貌しつつあります。

説明によりますと、中国の輸入が高い伸びを維持している主な要因は、超大規模市場、良好な経済基調、そして輸入拡大への積極姿勢の3点です。中国は既に63カ国に対してゼロ関税措置を実施しており、今年はアフリカの国交樹立国からの乾燥唐辛子やカシューナッツ、ウルグアイのピーカンナッツ、ベルギーのリンゴ、カンボジアの乾燥リュウガンなどの農産物・食品の輸入が新たに認可されました。

7月14日の記者会見で、中国海関総署統計分析司の呂大良司長はブルームバーグの記者に対し、EU各国が懸念する中国の貿易黒字問題について、上半期は輸入の伸びが輸出を上回り、貿易黒字は4.7%縮小したと応じました。また、「十五五(第15次五カ年計画)」期間中も、中国は引き続き積極的に輸入を拡大し、輸出入の均衡ある発展を推進していく方針を示しました。(提供/CGTN Japanese)

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