山間の湖畔で景色を眺めたり、デパートやスーパーに入り暑気払いのため商品を探したり、街を散策して伝統文化を体験したり…。この夏、地元の猛暑に耐えかねた欧州からの観光客が中国に大挙押し寄せ、「中国式の涼しさ」を体験しています。

データによると、今夏のインバウンド旅行トップ20の主要市場のうち、欧州諸国が30%を占め、旅行予約は前年同期比275%増となり、入場券の予約は同20倍以上増加しました。うち英国、フランス、ドイツなど西欧諸国は合計で約150%増の42%近くを占めています。

イタリア人観光客のマルコさんは広西チワン族自治区の景勝地、桂林を訪れた後、「多くの観光地には日よけが設置されていて、山の休憩所には冷たい飲み物が売られている。こうした細やかな気配りは欧州ではめったに見られない。景色はとても美しいので、友人にも勧めたい」と述べました。専門家は、欧州で広がる熱波は、「今すぐ中国へ行こう」と多くの人が意欲を抱く刺激剤になっているとみています。

中国は現在、欧州35カ国の一般旅券保持者に対し一方的ビザ免除政策を実施しており、条件を満たす観光客は最長30日間滞在することができます。

中国国家移民管理局のデータによると、今年上半期に入境した外国人のうち、77.7%がビザ免除の恩恵を受けたとのことです。すなわち、入境した外国人観光客の10人に8人近くがビザ免除で中国を訪れたことになります。

英紙フィナンシャル・タイムズは、海外のSNSで中国はすでに「クール」の代名詞になっているとみています。中国発の人気キャラクターから新しい茶飲料まで、チャイナテイストが世界を風靡(ふうび)した背景には、より広範な「中国ブーム」が反映されています。(提供/CGTN Japanese)

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