2026年7月24日、中国のポータルサイト・捜狐に漫画「日本三國」の作者が同人ファンからの批判を受け、SNS活動を休止したとの記事が掲載された。
記事は、「日本のアニメ『日本三國』は、近未来の日本風三国志という斬新な設定と、クオリティーの高い映像制作によって多くのファンを獲得し、そのクールのダークホース作品となった。
その上で、「二次創作自体は、アニメ・漫画界隈では決して珍しいものではない。個人の範囲で楽しみ、身内のコミュニティー内で共有する分には大きな問題になることも少ない。しかし、問題となったのは『日本三國』の一部同人ファンが、作品内のキャラクター性や本来の設定を大きく変えた、曖昧な関係性を描いた二次創作作品を、松木氏本人に直接送りつけ、作者からの公認や反応を得ようとしたことだ」と指摘した。
そして、「松木氏がこうした内容を見て不快感を抱いたのは当然だった。なぜなら、それらの同人作品は自身の創作意図やキャラクターの本質から大きくかけ離れたものだったからである。そのため松木氏は、このような二次創作の送付は望んでいないことを公に訴え、不快感を示した。ところが、松木氏の発言は一部の同人ファンから反発を招き『二次創作文化を否定している』『同人活動を差別している』『考え方が保守的で古い』などと批判を浴びせた。その後、松木氏は自身の発言について謝罪したものの、同人ファン側は納得せず、批判を続けた。最終的に松木氏はやむを得ずアカウントを削除し、ネット活動から離れることになった」と経緯を説明した。
記事は、「この一件は、あまりにも気の毒な出来事である。そもそも同人創作は、著作権の観点から見ればグレーゾーンに位置するものである。
その上で、「実際、中国の同人界隈でもさまざまな問題が起きている。特にBL(ボーイズラブ)カップリングを好む一部のファンの中には、極端な言動によって界隈全体の評判を悪化させている人もいる。今回の騒動が、すべての同人ファンにとって一つの警鐘となることを願いたい。同人創作の自由が、原作者の意思や権利を上回ってはならない。原作への敬意、創作者への配慮、そして一定の節度を持って楽しむ姿勢こそが、同人文化が長く続いていくために最も重要なことである」と結んだ。
なお、今回の騒動について中国のネットユーザーからは、「いや、作者にはそういう権利があるでしょ。だって自分の作品なんだから」「どんなジャンルでも、原作者へのリスペクトは必要だよね」「作者もちょっと気の毒だよ。原作者なのに、好き嫌いを口にすることすら許されないなんて」と作者を擁護する声や、「二次創作する人たちも、原作がなければ自分たちの創作も存在しない。原作者には権利があり、場合によっては責任を問うことができるということに、そろそろ気づいてほしい」と指摘する声が相次いだ。











