イタリアのフィレンツェで現地時間8月3日に開催された第46回国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)の科学大会で、中国気象局の王勁松研究員がウィリアム・ノルドバーグ賞を受賞しました。

ウィリアム・ノルドバーグ賞は、宇宙空間での科学応用の分野における顕著な業績と卓越した貢献を称えるために設けられました。

王研究員は1988年に同賞が創設されて以来、中国人科学者として初めてこの栄誉に輝き、同時に小惑星に命名する権利も獲得しました。

王研究員は現在、中国国家衛星気象センター(国家宇宙天気モニタリング・予報センター)の主任と気象衛星「風雲」プロジェクトのチーフデザイナーを務めています。王研究員は中国の国家級宇宙天気業務体系の構築を主導し、「風雲」の発展継続と世界規模での応用の推進に貢献しました。また、衛星の効果発現体系に関する革新的な「三元五級」体系を提唱しました。この「三元五級」は「風雲」の計画や設計と開発、応用サービスにおける新たな理論的枠組みになりました。さらに、多くの衛星が協調しての迅速かつピンポイントの観測、膨大かつ多種多様な衛星と地上施設によるリアルタイム処理などの技術革新を主導し、「風雲」による高効率な協調観測の手配と分単位のスマートオンラインサービスを初めて実現させました。

COSPARは国際科学会議(ISC)傘下の重要な国際学術機関です。ウィリアム・ノルドバーグ賞は2年に1度授与され、2022年以降は毎回2人の科学者が選ばれます。今年のもう1人の受賞者は、米国航空宇宙局(NASA)の太陽圏物理学首席科学者であるデイビッド・シベックでした。(提供/CGTN Japanese)

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