中国国家気候センターによると、赤道太平洋の中部から東部にかけては、5月にエルニーニョ現象の発生基準に達し、6月に入っても海面水温の上昇が続きました。7月第2候(7月6~10日)以降、主要監視海域における海面水温指数は一貫して2度を超えており、この現象は「強いエルニーニョ」のカテゴリーに分類されています。

さらに、「スーパーエルニーニョ」へと発展する可能性も高まっています。今回の現象は少なくとも来春まで続くと見込まれ、その期間は合計で約1年に及ぶ見込みです。これは、エルニーニョ現象の平均的な持続期間である10~11カ月に近い長さとなります。

エルニーニョ現象は、地域的な高温、干ばつ、豪雨などのリスク確率を変化させる、地球規模の気候「増幅器」です。強いエルニーニョ現象は、典型的なテレコネクション(遠隔相関)や海洋・大気の相互作用を通じて大気循環の型を変化させ、地域の季節気候の確率分布に影響を与えます。

過去のデータと専門家の分析によれば、強エルニーニョが世界の気候に与える影響は、しばしば翌年にピークを迎えます。これは、海洋が大気に及ぼす影響に遅れがあり、通常はエルニーニョのピーク後半年~1年で顕著になるためです。

世界気象機関(WMO)が発表した「世界の年次・10年気候予測報告書」によると、2026~2030年の世界平均気温は歴史的な高水準、あるいは歴史的な極値に近い状態が続く可能性が高いと予測されています。2026~2030年の世界年平均地表気温は1850~1900年の気候基準平均値より1.3度~1.9度高くなると見込まれています。また、2026~2030年の間に新たな「史上最暖年」が出現する可能性が高いとされています。(提供/CGTN Japanese)

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