2026年8月24日、中国のSNS・小紅書(RED)に「日本文化を知れば知るほど、日本社会のいびつさを感じる」と題した投稿があり、中国のネットユーザーの間で話題になっている。

投稿者は、「筆者は昔からACG(アニメ・漫画・ゲーム)文化の愛好者である。

その影響もあり、日本に憧れ、日本で暮らしたい、日本の高校に通ってみたいと思っていた。しかし、日本文化を紹介する動画を見れば見るほど『何だかおかしい』と感じるようになった。もちろん、ネット上の動画だけを見て判断しているので、現実とは異なる部分や偏りもあるのだろう。それでも、アニメや音楽を除けば、日本に対する好感は次第に薄れてきた」とつづった。

続けて、「何でも『かわいい』で済ませる文化や、周囲と違うだけでいじめの対象になってしまう空気には強い違和感を覚える。学園ものの少女漫画では、いじめを受けた主人公が、優しさによって相手を許すという定番の展開に一体どんな意味があるのだろうか。傷つくのは結局自分である。なぜそこまで周囲に合わせることが求められるのか。自分の気持ちを飲み込み、さっきまで自分を傷つけていた相手と何事もなかったかのように談笑する。それで何が得られるのだろうか。仲間意識なのか、一体感なのか。それほどまでに周囲と同じである必要があるのだろうか」と問い掛けた。

また、「少女漫画の恋愛も社会に出る前だけの幻想のように思える。作品の中では主人公たちは純粋で一途に恋をする。しかし現実では、社会人になると多くが別々の道を歩み、仮に交際が続いても、漫画のような濃密な関係ではなくなることが多い。漫画の純愛と、現実の日本で決して低くない不倫率との落差は、皮肉なほど大きい」と指摘した。

さらに、「日本はエンターテインメント産業が非常に発達している。日本のバラエティー番組を見ていると、出演者に対して下品で面白いとは思えないようなイジりをする場面が少なくない。私は何が面白いのか理解できないが、からかわれた出演者本人は笑顔で応じている。本人が本当に楽しんでいるのかは分からないが、見ていて恐ろしく感じる。『みんなで笑っているから面白い』という空気そのものが笑いになっているように思えるのである。これも『周囲に合わせる』という文化なのだろうか」と言及した。

その上で、「日本ではエンターテインメントへの刺激が年々強くなり、人々もそれに慣れてきているという話も耳にした。このままでは、笑いを求めるための演出はますます過激になっていくのではないかと思う。

さらに、日本社会は外の世界で何が起きているかよりも『隣人が何をしたか』『全国で最もかわいい制服ランキング』『おにぎりの食べ方10選』『女子力を高めるテクニック』といった話題ばかりに関心を向けているようにも感じる」と述べた。

そして、「一部の価値観については、病的なまでのこだわりや迎合が見られるようにも思えて怖い印象もある。最近は、日本は暮らす場所というより、旅行を楽しむ場所なのではないかと思うようになった。もちろん、筆者自身が日本文化を十分理解していないだけなのかもしれない。だからこそ、知れば知るほど違和感ばかりが目につくのだろう。そうした文化も、一つの価値観として尊重すべきなのかもしれない」と論じた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「日本のアニメって、現実には存在しないものへの憧れがたくさん詰まってる気がする」「日本の作品って、実写でもアニメでも全体的にすごく抑圧的な雰囲気がある気がする」「日本は空気を読むことがすごく求められる国だし、下品なものに対して妙に寛容というか、正当化されがちな国でもあると思う」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/岩田)

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