2026年8月24日、韓国メディア・SBSは、日本政府が7月から3倍に引き上げた「国際観光旅客税(出国税)」について、クマ対策や桜の害虫駆除などにも税収が使われていると報じた。

記事によると、日本では7月1日から、出国時に徴収される国際観光旅客税が従来の1000円から3000円へ引き上げられた。

現在は航空券や船のチケット代に上乗せする形で徴収されている。政府は増税によって26年度の税収が前年より810億円増えると見込んでおり、外国人観光客の急増によるオーバーツーリズム対策などに活用すると説明していた。

記事は朝日新聞の報道を引用し、この増収分の一部が全国で相次いでいるクマの捕獲や生態調査にも充てられていると指摘。今年度、クマ対策には62億円の予算が組まれ、そのうち60億円が出国税の増収分から拠出されているとされる。

さらに、桜の木などに被害を与える害虫防除事業にも、6億円の新規予算が組まれ、その全額を出国税で賄う予定だという。

これに対し環境省は、クマによる被害を外国人観光客が受けるケースもあり、桜も日本を訪れる観光客にとって重要な観光資源だとして、出国税を活用することに問題はないとの立場を示している。実際、今年はクマによる外国人被害も報告されている。

一方、記事は、「クマによる被害は観光地よりも一般住民の日常生活に及ぼす影響の方が大きく、桜の害虫対策についても訪日外国人との直接的な関係は薄いのではないか」と指摘した。

出国税の使途については、政府が観光関連施策だけでなく、文化財関連施設などにも税収を充てていることが報じられている。

これについて、韓国のネットユーザーからは、「観光税を3倍にしてクマを捕まえるのか」「クマ対策そのものは必要だろうけど」「日本のことだから、日本の政府が決めたとおりにすればいいと思うが、その財源をそこに使うんだという感じはある」「クマが観光客を襲う可能性も0ではないだろうから完全に無関係とも言えないけど…」「国民からは観光インフラの整備に使ってほしいと思われてるんじゃないかな」「どの辺がオーバーツーリズム対策?」などの声が上がった。

一方で、「日本を訪れる観光客の安全対策でもある」「桜も日本観光の重要な資源だから一定の合理性はある」「税金は最終的に国の予算として総合的に使われるもの」「クマ問題がこれだけ深刻なら、財源を確保すること自体が大切」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

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