2026年8月23日、韓国メディア・アジア経済は「日本人観光客の財布のひもがソウルだけでなく地方でも開かれるようになった」と伝えた。釜山(プサン)、済州(チェジュ)島、江原(カンウォン)などの海岸・島しょ地域では、日本人観光客のカード決済額が1年間で145%増加し、首都圏の2倍以上の増加率を記録したという。

記事によると、VISAが旅行者のカード利用データを分析した結果、韓国を訪れた日本人観光客による首都圏(ソウル・仁川・京畿)でのカード決済額は、前年同期比で約55%増加した。同じ期間、海岸・島しょ地域では約145%増加したという。

また、エクスペディアによると、日本発・清州(チョンジュ)行き航空便の検索数が前年比780%増加した。日本発の韓国行き航空便の検索総数が、昨年のゴールデンウィーク期間に比べ15%増加したのに対し、清州行きの伸びが際立っている。ホテルズドットコムを通じた韓国内の宿泊施設の検索数も、前年同期比で30%増加した。

どこでお金を使うかだけでなく、「何に使うか」にも変化があったという。ゴールデンウィーク期間中、日本人観光客によるショッピングの決済額は前年同期比で約55%増加した。「K-ビューティー」や「K-ファッション」への需要が続く中、百貨店など高級小売店での決済額が約60%増加した。

また、外食1回当たりの平均決済額は、前年より約25%増加した。夜食や公演、クラブなど夜間の消費が増えたことで、深夜帯の決済額は約70%の増加となった。プレミアムカードによる決済額も約95%増えたという。

さらに、日本人観光客の消費が大型商業エリアから路地裏へと広がる動きも見られた。

屋台や個人経営のカフェなど中小店舗での決済額増加率は約80%で、大手加盟店(約55%)を上回った。

非接触型決済(タッチ決済)の利用額も約80%増加。タッチ決済を導入した韓国内の中小店舗では、未導入店舗に比べ決済規模が2倍以上の速さで増加したという。

韓国人の日本旅行でも、同様の変化が見られた。東京・大阪・福岡の3大都市を除く地域で、韓国人によるVISAカードの決済額は前年比約40%増加し、大都市の増加率(約30%)を上回った。静岡や山口など一部地域では約55%増加した。

VISAのアンケート調査では、韓国人回答者の58.1%に修正してくださいが「小都市での癒やし旅行」を、57.7%に修正してくださいが「大型施設よりもローカルな路地商圏を巡る旅行」を好むと回答している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「それだけ地方のコンテンツが外国人にもウケているということだ。とてもいい現象だね」「ソウルより釜山のほうが楽しいよ。済州島はレンタカーがないと回るのが大変だから、外国人にはイマイチかも」「済州島は行かなくていいよ。あそこは韓国じゃなくて中国だから」「円安だからソウルよりコスパのいい釜山を選んだのでは」「韓国と日本、仲良く行き来することはすばらしい」などのコメントが見られた。

また、「日本の皆さん、ありがとう。

思い切り楽しんでいってください。ペコリ」「健康に気を付けて楽しく遊んでね」「日本人はいつでも大歓迎だよ」「アリガト~」など日本人へのメッセージも多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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