「日本人は余裕のある晩年を過ごそうと思った場合、1億円以上必要になる」との投稿が、中国のSNS上で注目を集めている。
中国のSNS・小紅書(RED)の投稿者は上記のようにつづり、TBSの報道番組「Nスタ」が過去に放送した番組の内容を紹介。
小紅書の投稿者はこれを受け、「私の日本人の友人の両親が入居している介護施設には、69歳の入居者がいる。その人は67歳の時に脳梗塞を患ったという。施設には100歳を超える高齢者も5人いるそうだ」とし、「日用品やレンタル用品などの費用を含めると、毎月約25万円、年間では300万円ほどかかり、そこに6年間住み続ければ1800万円になる。30年間入所すれば、9000万円かかることになる。友人の両親は現在、それぞれ別の介護施設に入居しており、2人合わせて年間約600万円かかっているそうだ」と説明した。
そして、「こう考えると、毎月39万円の(ゆとりある)老後の生活費も、1人当たりなら19万5000円ほどであり、『ぜいたく』と言えるかは疑問だ」とし、「医療費や物価の上昇、たまの旅行費用などまで考慮すれば、この金額はむしろかなり現実的な老後の生活費なのではないだろうか」とつづった。
この投稿に、主に日本で生活する中国のユーザーからコメントが寄せられた。「1億じゃ足りないじゃん」「コロナ前後は老後2000万円問題って言われてたのに」「10年前に日本に来たばかりの頃は2000万円必要って言われていた。今では1億円必要。私が定年退職するころには10億円必要になってるかも(泣)」「私が定年するまで30年。
また、「安い介護施設だってある」「友人のおばあさんは食費、光熱費込みの1人部屋(施設)で月8万円で暮らしてるよ」「最低限の暮らしができればいい。餓死しない程度に」「つまり人々に働けって言ってるのさ。何歳だろうと体が動くうちは働けって」といった声や、「年取っても日本にいるの?私は老いたら故郷に帰るよ」「帰国すれば生活の質も良くなるし、物価も安い」「1億円もあったら中国の高齢者施設の方がずっと良い生活ができそう」など、定年後は中国に帰国したいとの意見も散見された。
一方で、「定年退職した時に、生きる目標がいくつ残っているだろうか」「幸い私には友人がいないし、子どももいらない」「高齢者施設なんて金持ちしか入れない。認知症になったらもうあきらめて餓死した方がいい」「60歳でぽっくり逝きたい」など、悲観的な声も出ていた。
このほか、「日本で定年時に1億円の金融資産を保有している人なんて、せいぜい人口の5%程度だろうな。現金だけなら3%にも満たないかも」「貧乏人ほど意外に長生きするんだよ」「毎日のように不安をあおって、楽しいのか?」「実際多くのことは計算通りに行かない。生きているうちに(人生を)大切にしよう」などのコメントも書き込まれていた。(翻訳・編集/北田)











