中国メディアの快科技は16日、中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が6月のオーストラリアにおける販売台数で日本のトヨタに243台差に肉薄したとする記事を掲載した。

記事によると、トヨタは豪州の自動車市場において23年連続で販売台数首位の座を維持し、約2割の市場シェアを握っている。

その一方で、今年の新エネルギー車ブームの波に乗り、BYDを筆頭とする中国EVブランドが急速に台頭し、市場の構図に破壊的な変化をもたらしている。

2022年に豪州市場に本格参入したBYDは、今年6月の販売台数でトヨタに243台差に肉薄したことが現地業界のデータで分かった。

豪州の新車販売に占めるEVの割合は7月時点で21.7%と、1月時点に比べて約3倍になった。市場では約110車種のEVが販売されており、中国自動車メーカーが主導的な地位を占めている。中国メーカーの競争力は、主にその価格設定に表れている。ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の価格を例に取ると、トヨタのRAV4は約4万6000豪ドル(約519万8000円)からであるのに対し、BYDのSEALION 6は約4万3000豪ドル(約485万9000円)からとなっている。新型車の投入スピードや納期においても競合他社をリードしている。BYD車の納期は早い場合は4週間以内であるのに対し、トヨタの人気モデルでは最長6カ月かかることもある。(翻訳・編集/柳川)

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