8月19日は今年の旧暦7月7日、中国の伝統的な恋人の日である「七夕」です。愛をテーマとしたこの祝日に、花は欠かせない存在です。
中国電子商取引(EC)大手アリババ傘下の生鮮スーパー「盒馬鮮生(フーマー)」のデータによると、七夕当日の花の販売量は前日比で600%増加しました。25~35元(約600~840円)程度の手頃な価格帯のブーケが今年の主流となりました。
また、ショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」のデータでは、8月以降、「七夕ギフト」「七夕ブーケ」などの検索数が着実に上昇し、花の注文件数は同じ統計期間の30倍以上に増えました。化粧品、ケーキ、チョコレートなどの贈り物の注文も全面的に盛り上がり、「花+ケーキ/チョコレート」の連携注文は前年の七夕に比べて74%増、「花+化粧品/スキンケア」の連携注文も同43%増えました。
特に注目すべきことは、七夕期間中の花購入における「初回注文ユーザー」の割合が65~70%に達しており、1日当たりの新規ユーザー数は通常の25倍に増加し、バレンタインデーおよび母の日をはるかに上回ったことです。さらに、新規増加した消費者のうち、中年層の購買意欲が顕著に高まり、31~45歳による花の注文は7割以上も増加し、従来「花を買う主力世代」とされたZ世代(1990年代半ばから2010年ごろに生まれた世代)を大きく上回っています。
また、恋人の日なのに、多くの独身者が「自分へのご褒美」としてブーケを購入し、自分を思いやりながら七夕を過ごしました。うち50歳以上のシニア層も消費ブームに参加しています。今の中国では、七夕は単なる恋人の日から、カップルや家族だけではなく、自己満足にもつながる国民的な感情消費の場へと徐々に変化しつつあります。(提供/CGTN Japanese)











