◆JERAセ・リーグ 阪神4―1巨人(29日・甲子園

 自らを責めた。田中将が4回2/3を7安打3失点で4敗目。

「序盤良かっただけに、先制点は必ず防がないといけなかった」。2軍でアピールを続けてもぎ取った2か月半ぶりの先発機会。日米204勝目を逃し「1点取られてからも2点目、3点目を防がないといけなかった」と唇をかんだ。

 0―0の4回に捕まった。2死二塁から左の高寺をベンチが申告敬遠。続く右の坂本にツーシームを左前に運ばれた。ここを勝敗の分岐点とし「申告敬遠のあと。そこをしっかりと抑えられれば、なんてことはなかった」。なお一、三塁で詰まらせながらも元山に適時内野安打を献上。5回も一塁ベースに当たる近本の二塁打から失点。「何とか自分の力で乗り切りたかった」と悔しがった。

 序盤は上々だった。

最速148キロで両サイドを厳しく突き、スライダー、カットボール中心に5奪三振。自身の登板中だけ雨が強まる不運にも見舞われたが「どういう状況であれ、審判が止めない限りはやらないといけない。集中していたので雨がどれぐらい降っていたか分からなかった」。自力V消滅も、首脳陣は天王山2戦目で見せた90球を総合評価。5月1日以来の4勝目は、次戦でつかむ。(堀内 啓太)

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