バレーボール男子 ▽アジア選手権1次リーグA組第1戦 日本ーオマーン(4日、北九州市立総合体育館)

 優勝チームが2028年ロサンゼルス五輪出場権を獲得する男子バレーボールのアジア選手権は4日、北九州市立総合体育館で開幕。今大会の出場12チームで世界ランキング最上位6位の日本男子は、同44位のオマーンと対戦した。

2セット連取からオマーンの逆襲にあい、第3セットは20ー25で落とした。

 第3セットに修正をかけたオマーンはライト側の選手を変更し対抗してきた。息を吹き返そうと粘るオマーンに、日本が追いかける場面が増え、12ー13の場面で石川の時速114キロ、サービスエースがさく裂し追いつく。16-18と再び追いかける状況になると、初めてタイムを取り修正。第2セットで投入したオポジットの宮浦を下げず、オフェンスに総力を注入した。セッターを河東に交代し、丁寧なレシーブでボールを拾ってつなぐバレーを試みたが、じわじわと得点を広げられ、とりこぼした。

 第1セットを25ー18で先取した日本は、ホームでの緊張感も抜けて第2セットに入るとプレーが生き生きとし出した。オマーンとの対戦は過去に13年大会で一度だけ対戦し、3―0で勝って以来。第1セットで相手の実力を見切ると第2セットは25ー13と連取し、一気に波に乗った。

 第2セットでは、5-1とリードした場面でネットに跳び上がった高橋藍が“マジックプレー”を披露。スパイクでのアタックと見せかけ、空中で突然、両腕を縮めて右にひょいとトス。そこへライトから跳んできた西田が左の剛腕でズバリと相手コートにボールを突き刺した。

会場を埋め尽くした観客も一瞬、目を疑ったが、藍→西田のスーパー連係の絶技に大盛り上がりだ。「藍コール」も渦巻いた。17ー11とリードすると、ロラン・ティリ監督が動き、オポジットの宮浦健人を投入し攻撃的布陣を敷いた。

 1セット失った日本は第4セットで勝負を決めたい。

 ◆日本男子のアジア選手権の代表メンバー

▼オポジット:西田有志、宮浦健人

▼アウトサイドヒッター:大塚達宣、富田将馬、高橋藍、石川祐希

▼ミドルブロッカー:小野寺太志、山内晶大、西本圭吾、エバデダン・ラリー

▼セッター:深津英臣、河東祐大

▼リベロ:小川智大、山本智大

 ◆バレーボール男子のロサンゼルス五輪への道 開催国の米国を含めて12チームが出場。日本は大陸予選を兼ねたアジア選手権で優勝すれば、最短で出場権を獲得する。それ以外にも27年9月のW杯(ポーランド)で有資格チームを除いた上位3チームに付与され、残りの3枠は28年ネーションズリーグの1次リーグ終了時点での世界ランク上位3チームが得る。

【男子アジア選手権1次リーグ 組み分け】※( )内数字は世界ランキング

▽A組

日本(6位)、オーストラリア(49位)、バーレーン(44位)、オマーン(64位)

▽B組

イラン(19位)、中国(37位)、インド(46位)、ニュージーランド(138位)

▽C組

カタール(24位)、韓国(26位)、台湾(58位)、タイ(62位)

★1次リーグ試合日程

◆4日

A組:日本 - オマーン

B組:イラン - ニュージーランド

C組:韓国 -台湾

◆5日

A組:オーストラリア - バーレーン

B組:中国 - インド

C組:カタール - タイ

◆6日

A組:日本 - バーレーン

B組:イラン - インド

C組:カタール -台湾

◆7日

A組:オマーン - オーストラリア

B組:ニュージーランド - 中国

C組:タイ - 韓国

◆8日

A組:日本 -オーストラリア

B組:インド - ニュージーランド

C組:カタール - 韓国

◆9日

A組:バーレーン - オマーン

B組:イラン - 中国

C組:台湾 - タイ

◆10日&11日=準々決勝

◆12日=準決勝

◆13日=決勝、3位決定戦

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