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「越路吹雪物語」大地真央のド迫力過ぎ「愛の賛歌」でいきなり泣いた。朝ドラっぽさ全開帯ドラマ劇場第1週

2018年1月15日 09時45分 ライター情報:北村ヂン
『やすらぎの郷』『トットちゃん!』という濃い枠を引き継いではじまった帯ドラマ劇場・第3弾『越路吹雪物語』(テレビ朝日・月〜金曜12:30〜)。

今も現役で活躍している黒柳徹子と比べると、「伝説の」感の強い今回の越路吹雪。

昭和の歌姫であったこと、「愛の賛歌」や「ろくでなし」といった代表曲はよく知っているものの、越路吹雪自身のパーソナリティについては正直よく知らない。

帯ドラマ劇場がターゲットとしているシニア層の人たちにとっては「お馴染みの」なんだろうけど。

今でいったら、浜崎あゆみ辺りの人生がドラマ化されるみたいなもんだろうか?

ま、しかし、黒柳徹子がどんな人生を送ってきたのか概要がつかめていた『トットちゃん!』よりも純粋にドラマとして楽しめそうだ。
イラスト/北村ヂン

また朝ドラっぽいぞ、この昼ドラ


『トットちゃん!』の序盤もかなり朝ドラ感が強かったが、今回の『越路吹雪物語』もだいぶ朝ドラ。

大人の越路吹雪(大地真央)による「愛の賛歌」熱唱からはじまり、子ども時代の回想へ。

歌が大好きだけど勉強は嫌い。おてんばでよく転ぶ(バターンと大の字に)主人公。身体の弱い姉。娘に甘い父(尾美としのり)。厳しいけれど本当は優しい母(濱田マリ)。東京から新潟への引っ越し。下宿先のいい味出してるおばちゃん(宮崎美子)。そして転校先でいじめられ……。

『わろてんか』が打ち切りになって新しい朝ドラがはじまったのかと思うくらいの朝ドラっぷりだ。

あまり朝ドラを意識しないで、『やすらぎの郷』のような独自路線で突っ走って欲しいとも思うが、「女の一代記」的なテーマとなると、どうしても朝ドラっぽい構成になっちゃうのだろうか。

大地真央演じる越路吹雪がド迫力過ぎて期待大


そんな本作の大きな特徴は、昭和の歌姫・越路吹雪が主人公だけに、やはり「歌」。

子ども時代の子越路吹雪・河野美保子(岩淵心咲)は学校の廊下、授業中、家と、いたるところで歌い出してしまうというちょっとアレな子なのだが、とにかくその歌がメチャクチャ上手い。

というのも岩淵心咲ちゃん、新人かなーと思いきや、10歳にして既にミュージカル『赤毛のアン』や『不思議の国のアリス』で主役を務めた経験があるスゴイ子役だったのだ。

やたらと上手いだけに、明らかに場違いな場所でも歌ってしまう美保子のアレな子っぷりが際立つのだが。

そして、大人・越路吹雪を演じる大地真央の「愛の賛歌」は、宝塚歌劇団の後輩だけに、さすがに熱が入りまくっていて圧倒された。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

コメント 4

  • キジトラ 通報

    越路吹雪物語毎日見てます。面白いです。

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  • 匿名さん 通報

    コメントにサクラがいるようで……

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  • 匿名さん 通報

    正直越路吹雪さんに興味ないのですが、このライターさんのレビューを楽しみたいので視ています。『カホコ』『トットちゃん』ですっかりファンになってしまいました!

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  • ユッキー 通報

    越路吹雪大好き! 永遠の憧れ! ある愛の詩いいよ! 人生は過ぎ行くも! あと性格が全く一緒ってとこも驚いちゃった!

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