bit

Pソース焼きそばの美味しい食べ方を科学的に立証

一緒にバンドをやっている、グラフィックデザイナーのS川さんは、本業もさることながら、ギターの方もなかなかの達人である。しかし、それ以上に驚いたのは、ペヤングソース焼きそばの調理方法に関する造詣の深さで、先日、スタジオの後、その極意を拝聴したので、早速やってみた。

まず、お湯を入れてからの時間。パッケージには3分と書いてあるが、それより少し前、2分45秒から湯切りを始めること。つまり、容器内に残った水蒸気と余熱を考えて、早めにスタートするというのだ。なるほど、これは太陽高度と最高気温の関係に似ている。太陽が真上に来るのは正午近くだが、最高気温が観測されるのは、その後1〜2時間経ってからだ。

さらに、その間に、ソースをフタの上に置いて温めておく。これは、ソースの粘りけを取るという効果と、麺を冷却しないようにするためである。ふむふむ、流体の温度と粘性係数ね。そして、湯切りのときには、容器ごと、ザッザッと揺らしてはいけない。あくまでも、最後の一滴が流れ出るまで、静かに容器を傾けておく。不用意に容器を揺らすと、容器内に残っている水分が攪拌されて、かえって麺にまとわりつき、水分が残ってしまうらしい。そりゃそうだ。せっかく容器の外に流れ出ようとする水分を攪拌すれば、再び容器内を上昇してしまう。

実際やってみると、開けてびっくり。一旦傾けたはずの焼きそばが、全く端によらずに、お湯を入れる前と同じように、フラットに横たわり、キャベツもフタの裏には、ほとんどくっつかず、しっかり麺の上に乗っているではないか。

そして、いよいよソースをかける段であるが、ソースは一気にかけないで、細く開けた切り口から、少しずつ、まんべんなく麺の上にかけていく。さらに、スパイスとふりかけも、一ヶ所にかたまらないように、少々容器の外にこぼれる覚悟で、高い位置からパラパラとふりかける。確かに、集中豪雨的にかけると、局地的なソースの洪水を引き起こすが、まんべんなくソースが行き渡るわけではない。逆に、シトシト広範囲に降らせれば、そういったムラがなくなる。

こうしてできあがったペヤングソース焼きそばは、もはや、その後かきまぜる必要もなし。そのまま食しても味にムラがなく、しかも食べ終わった後の容器には、ソースだまりもない。いやはや、科学的根拠に立脚した調理論で、焼きそばよりも、その極意に舌を巻いた次第。

しかし、今のところ、この極意はペヤングソース焼きそばレギュラーサイズのみに当てはまるもの、とのこと。今後の研究成果に、ぜひ期待したいものである。(脳天気)

あわせて読みたい

コネタの記事をもっと見る 2004年9月29日のコネタ記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース インタビューの主要ニュース

コネタニュースアクセスランキング

コネタランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

新着キーワード一覧

コネタとは?

B級グルメやネットで話題のネタを徹底リサーチ! 流行トレンドをおもしろい視点と大きな写真で毎日お届け。

その他のオリジナルニュース