お笑いタレントの東野幸治が4月12日のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」に出演、鶴瓶と東野がそれぞれ起こしていた“事件”を振り返った。

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アクの強い芸人たちについて、“ならでは”の観察眼を持って執筆したエッセイ集『この素晴らしき世界』(新潮社)が話題の東野だが、今回の鶴瓶とのトークも、お互いの“アクの強い”部分をあぶり出す展開となった。

まず、1995年放送の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)が東野との“初がらみ”であったことに鶴瓶が触れて「めちゃくちゃやった」と言うと、東野は「俺がディレクターだったらあんなやつ二度と使わないです!」と当時の自身を振り返った。

これは、同番組の中でゴールドコーストフルマラソンに挑戦していたトミーズ雅が感動のゴールをしたシーンでの出来事。東京のスタジオでは鶴瓶を迎えて東野と今田耕司が別企画の進行をしていたが、マラソン完走後の感動のインタビューの中継が届いた。しかしこれをよそに、おひつから手づかみでお米をばくばくと食べていた東野。これを見た鶴瓶が東野の頭をはたいて「先輩が完走してんのに、何食うてんねん」と言うと、「関係あるかー! 腹減っとんじゃー!」と東野は逆ギレ。

結果、番組宛に苦情の連絡が殺到してしまったということだが、「本当は怒らなくてはいけないのに、おかしくて」と思い返す鶴瓶。

そして、「よくコンプラくぐっててここまできたよなぁ」と現在の活躍に感慨深げだったが、これに対し東野も「鶴瓶イズムなんですよ!」と切り出し、「『ブリーフ4』って覚えてます?」と鶴瓶がいかに“めちゃくちゃなこと”をしていたかを暴露し始めた。

『ブリーフ4』とは、1997年に放送された特別番組『27時間ぶちぬきスペシャル 熱血チャレンジ宣言97』(テレビ朝日系)の中で展開された企画で、ビートたけし、笑福亭鶴瓶、東野幸治、今田耕司の4人により展開されたいわば“伝説”の企画。ほろ酔いの鶴瓶がパンツ一丁で道で生中継のスタンバイをしていたところ、近寄ってきた女性に抱きついたところで放送が始まったことなどをはじめ、鶴瓶のハチャメチャな行動が東野によって語られた。

「なんでそんな人が、吉永小百合さんと姉弟役とか、恋人役なんて!」とツッコミを入れる東野。

東野幸治と笑福亭鶴瓶が暴露 お互いの“非コンプラ”事件

他にも、若手時代に鶴瓶から学んだことや、ナインティナイン岡村隆史と“平成でいちばん面白くない”と盛り上がって鶴瓶に電話をかけたという鶴瓶出演CMの話、鶴瓶の完璧な笑顔の形など、様々な話題が展開されて、盛り上がった。

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