『Tokyo Override』は、AIが暮らしに溶け込み都市生活の全てが自動化された100年後の東京を舞台とする新感覚のアニメーションシリーズ。表向きは“理想的な社会”であるはずの街に潜む巨悪の存在を、はみ出しものの主人公たちが暴いていく。
孤独なティーンエイジャー・ハッカーのカイは、唯一の友人からの危ない頼みごとを引き受けてしまったことで、思わぬトラブルに見舞われる。そんな彼女の前に、乗り物も全て自動で動くこの世界ではもはや絶滅寸前とも言えるオートバイを乗りこなす、はみ出し者集団が現れる。カイと彼らは突如起きた死亡事故の調査を通じて、ユートピアと思われた東京の衝撃の裏側を目撃していくことになる。
このたびその世界配信日が決定し、主人公のカイ役はファイルーズあいが務めることが明らかになった。また、のちにカイを仲間へと招き入れる“はみ出し者集団”のヒューゴ役は竹内良太、スポウク役は前野智昭、ワタリ役は伊瀬茉莉也、ユキヲ役は千葉繁が演じる。
さらに、カイの唯一の友人・アユミ役は芹澤優が担当し、カイをつけ狙うベテランの麻薬取締官・影山役には大塚芳忠、影山の部下・安元役には入野自由、東京の全ての情報を管理し“はみ出し者集団”に力を貸す家氏役には甲斐田裕子が名を連ねる。人気と実力を兼ね備えた珠玉の声優陣が脇を固める。
併せて公開されたキービジュアルと場面写真の数々には、今からは想像もつかないほどにテクノロジーが発展した100年後の東京や、はみ出し者集団が“時代遅れ”のオートバイで東京の街を駆け抜ける疾走感満載のバイクアクションの一場面が映し出されている。
孤独に生きていたカイが、個性豊かな面々たちとの出会いをきっかけに新たな人生を切り開いていく本作。
監督を務めるのは、シルヴェスター・スタローン製作シリーズ『アルティメット・ビーストマスター』のプロデューサーなど国内外で活躍する新進気鋭のストーリーテラー・深田祐輔と、ハリウッドのメジャースタジオでの経験と自国タイの感性を先進的なアニメーションに昇華するヴィーラパトラ・ジナナヴィンだ。さらに、ヤマハ発動機および本田技研工業の協力のもと、実在するモデルとオリジナルデザインのオートバイが登場するのも見どころとなる。イマーシブオーディオで構築された未来世界に刮目となりそうだ。
このほか、疾走感あふれるスピーディーなアクションといえば、ライアットゲームズが贈るNetflixの世界的人気シリーズ『アーケイン』にも注目だ。現在、シーズン1が独占配信中で、シーズン2は2024年11月より世界独占配信が開始される。
ゲームの『リーグ・オブ・レジェンド』が原作であり、Netflix 史上最も人気を誇るアニメシリーズのひとつとなった本作は、クリスチャン・リンクとアレックス・イーが手掛ける。エグゼクティブプロデューサーはクリスチャン・リンク、マーク・メリルおよびブランドン・ベックが務め、アニメーションスタジオのFortiche Productionが製作を担当する。科学、魔法、そしてぶつかり合う信念。繁栄を遂げる都市ピルトーヴァーと、その下に広がる街ゾウンを舞台に、敵同士として戦いに身を投じる姉妹の運命が描かれる。
轟音と共に疾走するポップ&ノワールなバイクアクション・エンターテインメント『Tokyo Override』と、世界中で2021年最高のTV番組のひとつとして称賛された大人向けアニメシリーズ『アーケイン』。11月に配信予定の両作で、本格的な秋が訪れるこの季節に敢えて空を切るような“疾走感”を体感してみよう。
Netflixシリーズ『Tokyo Override』
11月21日(木)より世界独占配信
監督:深田祐輔、ヴィーラパトラ・ジナナヴィン
プロデューサー:深田祐輔、ソーンピレー・サブサムスリ、クァンチャノク・ミーシンパ
アニメーション制作:RiFF Studio
協力:ヤマハ発動機株式会社および本田技研工業株式会社